2. 日経平均は25日線を割り込む
日経平均の値動きをテクニカル面から振り返ってみましょう。4月上旬に25日移動平均線、75日移動平均線を突破するとその後は力強く上昇していました。中期的な上昇トレンドが形成されており、若干の調整が入っても、25日線にタッチするとそこから押し目買いが入り再度上昇するというパターンでした。6月22日には一時7万2831円と最高値を更新しました。
ただし、その後は軟調です。気になるのは、足元の下落でこれまで押し目買いのポイントとなっていた25日線をローソク足の実体が割り込んでしまったことです。25日線が下降気味になっており、75日線に近づいています。このまま25日線を回復できず、直近の安値である6月11日の安値(6万2335円)を下回ることになると、中期的な上昇トレンドも解消されてしまいます。まずは今週、25日線を回復できるかどうか、その後の6万9000円、7万円などの心理的節目を再度超えられるかどうかが注目されます。
参考資料
下原 一晃
