不透明な世界情勢と為替の円安が影響し、原油価格の高値更新が依然として続いています。

これに伴うガソリンなどの燃料油の急激な値上がりを抑え、国民生活や経済活動への打撃を和らげるために、2026年3月より政府が実施しているのが「燃料油価格激変緩和対策事業」です。

すでに7月2日から8日には、ガソリン(レギュラー・ハイオク)で「4.8円」の補助額がありましたが、7月9日以降はどうなっているのでしょうか。

本記事では、経済産業省・資源エネルギー庁に記載の内容(主に7月9日から15日の燃料油価格引き下げ措置について)を基に、燃料油価格抑制の仕組みや、定額引下げ措置の対象となる燃料油、定額引下げ措置の期間について紹介します。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

1. 【2026年7月9日から15日のガソリン補助金】先週より補助金が2円下がる

経済産業省・資源エネルギー庁では、中東情勢の緊迫化に伴う原油価格高騰を受け、燃料油価格の緊急的激変緩和措置を、2026年3月19日から再開・強化しています。

1.1 対象となる燃料

以下の5種類の燃料が対象となっています。

  • ガソリン(レギュラー・ハイオク)
  • 軽油(物流・トラック等)
  • 灯油(家庭用暖房等)
  • 重油(ビニールハウス・船舶等)
  • 航空燃料(航空機)

1.2 2026年7月9日以降の支給単価(1リットルあたり)

今回の改定では、多くの油種で補助額が前回より引き下げられました。

  • ガソリン(レギュラー・ハイオク):2.8円
  • 軽油:2.8円
  • 灯油・重油:2.8円
  • 航空燃料:1.1円

7月2日から8日の補助金(4.8円)に比較して、2円ほど下がった形になりました。

1.3 補助の効果と現状

7月6日の時点で、ガソリンの店頭価格は169.9円付近になっています。

先週とほぼ同水準で推移している状況です。

仮に補助金がなかった場合、補助なし価格(174.7円)との差額は約4.8円。

4.8円という補助(7月2日の支給分)を投入することで、実際の店頭価格が169.9円付近になっています。

いかがでしたでしょうか。

これまで4.8円だった補助単価が、今回は2.8円と下がりました。

補助額が2.0円減少したのは、補助の基準となる価格が落ち着いてきたことを示唆しています。これにより、ガソリンスタンドでの販売価格が急激に上がることはなく、安定的に推移することが期待されます。

7月16日以降の補助についても、引き続き注目が集まります。

参考資料

LIMOローカルニュース編集部