マツダ「CX-60」は、FRレイアウトをベースとしたラージ商品群の第1弾として2022年に登場した旗艦SUVです。直列6気筒ディーゼルや2.5Lガソリン、さらにはPHEV(プラグインハイブリッド)まで多彩なパワートレインを揃え、走りの質感にこだわるドライバーから支持を集めています。
そんなCX-60の購入や維持を検討する際に気になるのが、毎年納める「自動車税」ではないでしょうか。自動車税は車の排気量によって税額が決まるため、パワートレインごとに税額が異なる場合があります。「CX-60だといくらになるの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
本記事では、CX-60の自動車税について、パワートレインごとの総排気量やグレード別の税額、グリーン化特例による減税の有無まで詳しく解説します。
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1. 【CX-60の自動車税】「排気量」で決まる自動車税額
自動車税は、車の「総排気量」に応じて税額が決まる仕組みです。排気量が大きいほど税額は高くなり、1000cc以下から6000cc超まで段階的に区分されています。
2019年10月1日以降に初回新規登録を受けた自家用乗用車に適用される「自動車税」の税額は以下の通りです。
なお、軽自動車税の納付先は市区町村、自動車税は都道府県です。
- 1000cc以下:2万5000円
- 1000cc超 1500cc以下:3万500円
- 1500cc超 2000cc以下:3万6000円
- 2000cc超 2500cc以下:4万3500円
- 2500cc超 3000cc以下:5万円
- 3000cc超 3500cc以下:5万7000円
- 3500cc超 4000cc以下:6万5500円
- 4000cc超 4500cc以下:7万5500円
- 4500cc超 6000cc以下:8万7000円
- 6000cc超:11万円
- 軽自動車:1万800円
ここで、現行型CX-60(KH系)のパワートレインと総排気量を見てみましょう。
- 25S(2.5L ガソリン):2488cc(直列4気筒 SKYACTIV-G 2.5)
- PHEV(2.5L ガソリン+モーター):2488cc(直列4気筒+モーター)
- XD(3.3L ディーゼルターボ):3283cc(直列6気筒 SKYACTIV-D 3.3)
- XD-HYBRID(3.3L ディーゼルターボ+48V MHEV):3283cc(直列6気筒+48Vマイルドハイブリッド)
CX-60はパワートレインによって排気量が異なるため、自動車税も2つの区分に分かれます。
25SおよびPHEV(2488cc)は「2000cc超 2500cc以下」の区分が適用され、税額は年額4万3500円です。一方、XDおよびXD-HYBRID(3283cc)は「3000cc超 3500cc以下」の区分が適用され、税額は年額5万7000円となります。
2. 【CX-60の自動車税】「グリーン化特例」により減額される自動車税
CX-60自動車税1/2
出所:マツダ
自動車税には「グリーン化特例」と呼ばれる制度があり、環境性能に優れた車は新車登録の翌年度に限り税額が軽減されます。対象となるのは電気自動車(BEV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)などで、概ね75%の軽減が受けられます。
CX-60のラインナップでは、PHEVグレードがグリーン化特例の対象となります。PHEVの基本税額は年額4万3500円ですが、新車登録の翌年度は概ね75%軽減され、約1万900円となります。
一方、25S(ガソリン)、XD(ディーゼル)、XD-HYBRID(48Vマイルドハイブリッド)はグリーン化特例の対象外です。
2.1 CX-60のグレード別・自動車税一覧
- 25S Sパッケージ(2WD/4WD):年額4万3500円
- 25S Lパッケージ(2WD/4WD):年額4万3500円
- 25S エクスクルーシブモード(2WD/4WD):年額4万3500円
- XD(2WD/4WD):年額5万7000円
- XD Sパッケージ(2WD/4WD):年額5万7000円
- XD Lパッケージ(2WD/4WD):年額5万7000円
- XD-HYBRID プレミアムスポーツ(4WD):年額5万7000円
- XD-HYBRID エクスクルーシブスポーツ(4WD):年額5万7000円
- XD-HYBRID エクスクルーシブモダン(4WD):年額5万7000円
- PHEV エクスクルーシブスポーツ(4WD):年額4万3500円(翌年度 概ね75%軽減で約1万900円)
- PHEV プレミアムスポーツ(4WD):年額4万3500円(翌年度 概ね75%軽減で約1万900円)
3. 【CX-60の自動車税】まとめ
CX-60自動車税2/2
出所:マツダ
CX-60は多彩なパワートレインを展開しており、選ぶエンジンによって自動車税額が異なります。25SおよびPHEV(2488cc)は年額4万3500円、XDおよびXD-HYBRID(3283cc)は年額5万7000円です。
グリーン化特例による自動車税の軽減は、PHEVグレードのみが対象で、新車登録の翌年度は概ね75%軽減されます。25S(ガソリン)やXD・XD-HYBRID(ディーゼル系)は対象外です。ただし、ハイブリッド車(HEV)は購入時の自動車重量税の優遇措置(エコカー減税 ※仕様により異なる)が受けられる場合があるほか、燃費性能の高さによる燃料代の節約も期待できます。
CX-60の購入を検討されている方は、自動車税だけでなく、自動車重量税や燃料費なども含めたトータルの維持費で比較検討してみてはいかがでしょうか。
参考資料
- マツダ「CX-60 グレード・価格」
- 東京都主税局「自動車税」
- 総務省「地方税制度|自動車税・軽自動車税」
- 総務省「自動車関係諸税(車体課税+燃料課税)の概要」(PDF)
- 総務省「地方税制度|2019年10月1日、自動車の税が大きく変わります」
LIMO自動車部