トヨタ「ハリアー」は、上質なデザインと快適な乗り心地で長年人気を誇る都会派SUVです。現行型(80系)は2020年に登場し、2.0Lガソリン、2.5Lハイブリッド、さらにはPHEV(プラグインハイブリッド)まで幅広いパワートレインを揃えています。

そんなハリアーの購入や維持を検討する際に気になるのが、毎年納める「自動車税」ではないでしょうか。自動車税は車の排気量によって税額が決まるため、パワートレインの違いによって税額が変わることがあります。「ハリアーだといくらになるの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

本記事では、ハリアーの自動車税について、パワートレインごとの総排気量やグレード別の税額、グリーン化特例による減税の有無まで詳しく解説します。

※記事内容は執筆時点での情報です。

1. 【ハリアーの自動車税】「排気量」で決まる自動車税額

自動車税は、車の「総排気量」に応じて税額が決まる仕組みです。排気量が大きいほど税額は高くなり、1000cc以下から6000cc超まで段階的に区分されています。

2019年10月1日以降に初回新規登録を受けた自家用乗用車に適用される「自動車税」の税額は以下の通りです。

なお、軽自動車税の納付先は市区町村、自動車税は都道府県です。

  • 1000cc以下:2万5000円
  • 1000cc超 1500cc以下:3万500円
  • 1500cc超 2000cc以下:3万6000円
  • 2000cc超 2500cc以下:4万3500円
  • 2500cc超 3000cc以下:5万円
  • 3000cc超 3500cc以下:5万7000円
  • 3500cc超 4000cc以下:6万5500円
  • 4000cc超 4500cc以下:7万5500円
  • 4500cc超 6000cc以下:8万7000円
  • 6000cc超:11万円
  • 軽自動車:1万800円

ここで、現行型ハリアー(80系)のパワートレインと総排気量を見てみましょう。

  • ガソリン車(M20A-FKS):1986cc(2.0L 直列4気筒)
  • ハイブリッド車(A25A-FXS+モーター):2487cc(2.5L 直列4気筒+モーター)
  • PHEV(A25A-FXS+モーター):2487cc(2.5L 直列4気筒+モーター+外部充電)

ハリアーはパワートレインによって排気量が異なるため、自動車税は2つの区分に分かれます。

ガソリン車(1986cc)は「1500cc超 2000cc以下」の区分が適用され、税額は年額3万6000円です。一方、ハイブリッド車およびPHEV(2487cc)は「2000cc超 2500cc以下」の区分が適用され、税額は年額4万3500円となります。

2. 【ハリアーの自動車税】「グリーン化特例」により減額される自動車税

ハリアー自動車税1/2

ハリアー自動車税

出所:トヨタ

自動車税には「グリーン化特例」と呼ばれる制度があり、環境性能に優れた車は新車登録の翌年度に限り税額が軽減されます。対象となるのは電気自動車(BEV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)などで、概ね75%の軽減が受けられます。

ハリアーのラインナップでは、PHEVグレードがグリーン化特例の対象となります。PHEVの基本税額は年額4万3500円ですが、新車登録の翌年度は概ね75%軽減され、約1万900円となります。

一方、ガソリン車やハイブリッド車(HEV)はグリーン化特例の対象外です。

2.1 ハリアーのグレード別・自動車税一覧

  • G(ガソリン・2WD/4WD):年額3万6000円
  • Z(ガソリン・2WD/4WD):年額3万6000円
  • Z"Leather Package"(ガソリン・2WD/4WD):年額3万6000円
  • G(ハイブリッド・2WD/E-Four):年額4万3500円
  • Z(ハイブリッド・2WD/E-Four):年額4万3500円
  • Z"Leather Package"(ハイブリッド・2WD/E-Four):年額4万3500円
  • G(PHEV・E-Four):年額4万3500円(翌年度 概ね75%軽減で約1万900円)
  • Z(PHEV・E-Four):年額4万3500円(翌年度 概ね75%軽減で約1万900円)
  • Z"Leather Package"(PHEV・E-Four):年額4万3500円(翌年度 概ね75%軽減で約1万900円)

ガソリン車は年額3万6000円、ハイブリッド車・PHEVは年額4万3500円です。PHEVのみ、新車登録の翌年度に限り概ね75%軽減が適用されます。

3. 【ハリアーの自動車税】まとめ

ハリアー自動車税2/2

ハリアー自動車税

出所:トヨタ

現行型ハリアー(80系)は、ガソリン車(1986cc)が年額3万6000円、ハイブリッド車およびPHEV(2487cc)が年額4万3500円の自動車税となります。

グリーン化特例による自動車税の軽減は、PHEVグレードのみが対象で、新車登録の翌年度は概ね75%軽減されます。ガソリン車やハイブリッド車は対象外です。ただし、ハイブリッド車(HEV)は購入時の自動車重量税の優遇措置(エコカー減税 ※仕様により異なる)が受けられる場合があるほか、燃費性能の高さによる燃料代の節約も期待できます。

ハリアーの購入を検討されている方は、自動車税だけでなく、自動車重量税や燃料費なども含めたトータルの維持費で比較検討してみてはいかがでしょうか。

参考資料

LIMO自動車部