トヨタ「カローラ クロス」は、カローラシリーズのSUVモデルとして2021年に登場し、扱いやすいサイズと実用性の高さで幅広い層から支持を集めている人気コンパクトSUVです。2025年5月の改良では全グレードがハイブリッドに統一され、より環境性能を重視したラインナップとなりました。

そんなカローラ クロスの購入や維持を検討する際に気になるのが、毎年納める「自動車税」ではないでしょうか。自動車税は車の排気量によって税額が決まるため、「カローラ クロスだといくらになるの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

本記事では、カローラ クロスの自動車税について、パワートレインごとの総排気量やグレード別の税額、グリーン化特例による減税の有無まで詳しく解説します。

※記事内容は執筆時点での情報です。

1. 【カローラ クロスの自動車税】「排気量」で決まる自動車税額

自動車税は、車の「総排気量」に応じて税額が決まる仕組みです。排気量が大きいほど税額は高くなり、1000cc以下から6000cc超まで段階的に区分されています。

2019年10月1日以降に初回新規登録を受けた自家用乗用車に適用される「自動車税」の税額は以下の通りです。

なお、軽自動車税の納付先は市区町村、自動車税は都道府県です。

  • 1000cc以下:2万5000円
  • 1000cc超 1500cc以下:3万500円
  • 1500cc超 2000cc以下:3万6000円
  • 2000cc超 2500cc以下:4万3500円
  • 2500cc超 3000cc以下:5万円
  • 3000cc超 3500cc以下:5万7000円
  • 3500cc超 4000cc以下:6万5500円
  • 4000cc超 4500cc以下:7万5500円
  • 4500cc超 6000cc以下:8万7000円
  • 6000cc超:11万円
  • 軽自動車:1万800円

ここで、現行型カローラ クロス(10系・2025年5月改良後)のパワートレインと総排気量を見てみましょう。

  • 1.8L ハイブリッド(2ZR-FXE+モーター):1797cc(直列4気筒+モーター)
  • 2.0L ハイブリッド(M20A-FXS+モーター):1986cc(直列4気筒+モーター)

2025年5月の改良で全グレードがハイブリッドに統一されました。搭載エンジンは1.8Lと2.0Lの2種類ですが、いずれも排気量は2000cc以下です。

したがって、カローラ クロスの自動車税はどのグレードを選んでも「1500cc超 2000cc以下」の区分が適用され、税額は年額3万6000円となります。

2. 【カローラ クロスの自動車税】「グリーン化特例」により減額される自動車税

カローラ クロス自動車税1/2

カローラ クロス自動車税

出所:トヨタ

自動車税には「グリーン化特例」と呼ばれる制度があり、環境性能に優れた車は新車登録の翌年度に限り税額が軽減されます。対象となるのは電気自動車(BEV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)などで、概ね75%の軽減が受けられます。

カローラ クロスは全車ハイブリッド(HEV)ですが、HEVはグリーン化特例の対象外です。そのため、全グレードでグリーン化特例による自動車税の軽減は適用されません。

2.1 カローラ クロスのグレード別・自動車税一覧

  • G(1.8L HEV・2WD/E-Four):年額3万6000円
  • S(1.8L HEV・2WD/E-Four):年額3万6000円
  • Z(1.8L HEV・2WD/E-Four):年額3万6000円
  • GR SPORT(2.0L HEV・2WD/E-Four):年額3万6000円

上記の通り、グレードや搭載エンジンにかかわらず、カローラ クロスの自動車税は全車一律で年額3万6000円です。

3. 【カローラ クロスの自動車税】まとめ

カローラ クロス自動車税2/2

カローラ クロス自動車税

出所:トヨタ

現行型カローラ クロス(10系)は、2025年5月の改良で全グレードがハイブリッドに統一されました。1.8L(1797cc)と2.0L(1986cc)の2つのエンジンがありますが、いずれも「1500cc超 2000cc以下」の区分に該当するため、自動車税はどのグレードでも年額3万6000円です。

グリーン化特例による自動車税の軽減は、ハイブリッド車(HEV)が対象外であるためカローラ クロスには適用されません。ただし、ハイブリッド車(HEV)は購入時の自動車重量税の優遇措置(エコカー減税 ※仕様により異なる)が受けられる場合があるほか、燃費性能の高さによる燃料代の節約も期待できます。

カローラ クロスの購入を検討されている方は、自動車税だけでなく、自動車重量税や燃料費なども含めたトータルの維持費で比較検討してみてはいかがでしょうか。

参考資料

LIMO自動車部