3. 年収3000万円以上の世帯、およそ5割が金融資産「1億円以上」をもつ
資産を大きく増やして「億り人」に近づくためのヒントとなるのが、博報堂富裕層マーケティングラボの「新富裕層調査2025」が示すお金持ちの運用実態です。同調査では、世帯年収3000万円以上の層の51.6%が金融資産1億円以上の富裕層に達していますが、彼らの投資先には手堅い運用が中心になりがちな一般世帯とは異なる特徴があります。
3.1 世帯年収別の保有資産をみる
世帯年収3000万円以上の層になると投資の多様化が進みます。具体的には、株式だけでなくアクティブファンド(20.9%)や暗号資産(21.8%)へ投資する割合が20%を超え、さらに時計や宝飾品などの現物資産(20.2%)への投資も急拡大しています。伝統的な分散投資に留まらず、リスク資産や現物資産をバランスよく取り入れる姿勢は、今後の資産形成における貴重なアプローチとなります。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)/CFP®/J-FLEC認定アドバイザー
FP資格「CFP®認定者」及び「1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)」を保有。
早稲田大学卒業後、日本生命保険相互会社に入社し、生命保険・損害保険の実務および社内教育部署にて教材制作・研修企画に長年従事。独立後はファイナンシャルプランナーとして公正中立な立場から家計相談・ライフプラン設計などの相談実績を持つ。また、マネースクール講師としてNISA、iDeCoを含む資産運用、社会保障など幅広い分野で「お金の先生」として活動。特に公的年金制度の仕組み、老齢年金、障害年金、遺族年金といった厚生労働省管轄の社会保障分野に深い知見を持つ。
現在、株式会社モニクルリサーチのLIMO編集部にて、厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)といった官公庁の一次情報をもとに、信頼性の高い記事の企画・執筆・編集・監修を担当。J-FLEC(金融経済教育推進機構)認定アドバイザーとして、企業や学校への金融教育の普及にも尽力している。
大の犬好きで、現在も愛犬と暮らす。JADP認定の「動物介護士®」「動物介護ホーム施設責任者®」「ペットセラピスト®」の資格を取得。確かな金融知識を持ちながらも、生活者としてのリアルなライフスタイルやペットケアへの深い造詣を日々の活動の糧としている。
(2026年9月2日更新)