3. 所属する業界ごとの平均給与の格差とその実態
目標として年収1000万円を目指す場合、どの「業種」を選択して働くかは極めて重大な分岐点となります。
実際のデータによると、最も平均給与が高いとされる業界と、最も低いとされる業界の金額の差は、約553.1万円という大きな開きが生じています。
調査対象となった全14業種の中で、平均給与が高いトップ3の顔ぶれは以下の通りです。
- 1位:電気・ガス・熱供給・水道業(832.4万円)
- 2位:金融業・保険業(702.3万円)
- 3位:情報通信業(659.5万円)
トップに位置するインフラ関連の産業は832.4万円と非常に高い数値を誇り、2位の金融業・保険業も702.3万円を記録するなど、業界平均の時点で目標に掲げられる1000万円に近づく高水準となっています。なお、男性のデータに限定してみると、金融業・保険業が898.1万円、電気・ガス・熱供給・水道業が878.5万円となり、いずれも900万円に近い金額まで到達しています。
一方で、平均給与が低いワースト3の業種は以下のような結果となりました。
- 12位:サービス業(389.1万円)
- 13位:農林水産・鉱業(347.9万円)
- 14位:宿泊業・飲食サービス業(279.3万円)
もっとも低い数字となった宿泊業・飲食サービス業は279.3万円であり、首位の業種との間には歴然とした差が存在します。これらの業界では、全体の平均給与が300万円台以下に甘んじているのが現状です。
自分が現在身を置いている業種や、これから新天地として転職を検討している業種がどのポジションにあるかによって、年収1000万円をクリアできる難易度は大きく左右されると言えます。
