2026年7月3日、財務省より個人向け国債の発行条件が発表されました。

「金利のある世界」が戻り、毎月更新される金融商品の「金利」への関心が高まりつつあります。

長らく、定期預金に5年預けても年0.3%というような時代が続いていましたが、年1%を超える金利を目にする機会が増えてきました。

定期預金とよく比較される個人向け国債も、魅力が高まっています。

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個人向け国債とは

出所:財務省「個人向け国債」

さて、この個人向け国債は毎月発行されていますが、今月の最新金利(適用利率)はどのような数値に設定されているでしょうか。

2026年7月募集分の金利設定について、ここから詳しく確認していきましょう。

1. 2026年7月募集の「個人向け国債」の金利水準は?

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個人向け国債の金利

出所:財務省「個人向け国債の金利情報」

2026年7月に募集されている個人向け国債には3つのタイプが存在し、それぞれの金利が異なっています。

実勢金利に応じて半年ごとに適用利率が見直される仕組みの変動10年の金利は、年1.8%。

また、満期まで金利が固定されるタイプについては、固定5年が年1.95%、固定3年が年1.56%となっています。

2. 個人向け国債とメガバンク定期預金の金利を徹底比較

個人向け国債の金利をメガバンクの定期預金金利と比較すると、各年限で明確な違いが見られます。

メガバンクの定期預金金利は、10年物が0.9%程度、5年物が0.7%程度、3年物が0.6%程度に設定されています。

個人向け国債との金利の差を確認すると、10年物で0.9%、5年物で1.25%、3年物で0.96%の開きがあります。

3. 定期預金と個人向け国債の中途解約ルールの違いとは?

定期預金を中途解約する場合には、基本的には普通預金程度、もしくはそれ以下の低い利率が適用される傾向があります。

一方で個人向け国債は、発行から1年が経過した後は、1万円単位での中途換金が認められるルールが設けられています。

ただし中途換金を行う際には、直近2回分の各利子相当額に0.79685を掛けた金額が差し引かれる仕組みです。

4. まとめ

2026年7月募集分の個人向け国債の金利は、変動10年が1.8%、固定5年が1.95%、固定3年が1.56%となっています。

こうした商品性や金利面の違いを踏まえ、メガバンク定期預金との比較から個人向け国債の購入を検討する人もいるでしょう。

約束された金利を確実に得るためには、定期預金と同様に満期償還まで保有し続ける必要があります。

個人向け国債には「変動10年・固定5年・固定3年」の3種類が用意されており、中途換金時のルールも存在します。

金利の高さだけで選択するのではなく、中途解約せずに満期まで保有できるかを十分に確認しましょう。

なお、多くの銀行が不定期で通常の金利にいくらか上乗せして優遇する定期預金キャンペーンを行っています。

取引のある金融機関や、家の近くにある銀行などの最新情報をチェックして、比較検討すると良いでしょう。

参考資料

和田 直子