3. まとめ:年代別の中央値を参考に、資産形成の第一歩を踏み出そう
単身世帯の貯蓄データに見られる「平均値」と「中央値」の大きな差は、資産状況の二極化が進んでいることを示唆しています。
平均値の高さに焦る必要はありませんが、ご自身の年代の中央値を一つの目安として現状を把握することは、将来に向けたリスク管理の観点から有益です。
年の後半に向けて、この6月下旬というタイミングで資産形成の計画を見直すために、まずは以下の3つのステップを試してみてはいかがでしょうか。
- 直近3カ月分の銀行口座やクレジットカードの明細を確認し、「毎月の固定費」を算出する(正確な支出額の把握が第一歩です)。
- 給与振込と同時に、一定額が自動で別口座へ移る「定額自動入金」などのサービスを申し込む(「余ったら貯蓄」ではなく、先取りの自動化が鍵です)。
- 新NISAのつみたて投資枠で購入できるインデックスファンドを一つ調べてみる(預貯金だけでなく、少額からでも投資に触れることが知識の向上につながります)。
おひとりさまの生活設計を守るためには、最終的にご自身の資産管理能力が重要になります。
他人の貯蓄額を見て一喜一憂するよりも、まずは口座の自動積立設定を一つ行うなど、具体的な行動を起こしてみましょう。
そうした小さな一歩の積み重ねが、将来の安定につながっていくのではないでしょうか。
※当記事は再編集記事です。
参考資料
- J-FLEC(金融経済教育推進機構)「家計の金融行動に関する世論調査 2025年」
- 総務省「2020年基準 消費者物価指数 東京都区部 2025年(令和7年)12月分(中旬速報値)」
- LIMO「【おひとりさまの平均貯蓄額】30代〜60代の「中央値」一覧。貯蓄がある人・ない人を分ける3つの決定的な違い」
安達 さやか