4. まとめにかえて
今回は国税庁などの最新の調査結果をもとに、日本のサラリーマン億り人の実態や富裕層の投資傾向について解説しました。データを見ると、給与だけで1億円を稼ぐのは大都市圏の一握りの層であり、非常に狭き門であることがわかります。
一方で、年間所得1億円を超える人の約7割が給与以外の事業や投資から収入を得ており、会社員であっても本業と並行して投資を活用する重要性が浮き彫りになっています。
富裕層が実践する多様な分散投資は潤沢な余剰資金があるからこそ可能な面もありますが、特定の投資先だけに固執しない柔軟な視点は大いに参考になります。目の前の給与アップを目指すだけでなく、自分の資産をどう育てていくか、この機会に一歩引いて長期的なプランを考えてみるのもいいかもしれません。
参考資料
村岸 理美
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)/CFP®/J-FLEC認定アドバイザー
FP資格「CFP®認定者」及び「1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)」を保有。
早稲田大学卒業後、日本生命保険相互会社に入社し、生命保険・損害保険の実務および社内教育部署にて教材制作・研修企画に長年従事。独立後はファイナンシャルプランナーとして公正中立な立場から家計相談・ライフプラン設計などの相談実績を持つ。また、マネースクール講師としてNISA、iDeCoを含む資産運用、社会保障など幅広い分野で「お金の先生」として活動。特に公的年金制度の仕組み、老齢年金、障害年金、遺族年金といった厚生労働省管轄の社会保障分野に深い知見を持つ。
現在、株式会社モニクルリサーチのLIMO編集部にて、厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)といった官公庁の一次情報をもとに、信頼性の高い記事の企画・執筆・編集・監修を担当。J-FLEC(金融経済教育推進機構)認定アドバイザーとして、企業や学校への金融教育の普及にも尽力している。
大の犬好きで、現在も愛犬と暮らす。JADP認定の「動物介護士®」「動物介護ホーム施設責任者®」「ペットセラピスト®」の資格を取得。確かな金融知識を持ちながらも、生活者としてのリアルなライフスタイルやペットケアへの深い造詣を日々の活動の糧としている。
(2026年6月26日更新)