爽やかな風が心地よい初夏。玄関先やベランダを彩る寄せ植えを作りたいけれど、どんな花を組み合わせればセンス良く仕上がるのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

じつは、たくさんの苗を用意しなくても、主役・脇役・動きを出す植物の「3苗」を選ぶだけで、おしゃれに見える寄せ植えが作れます。

そこでこの記事では、華やかでいい香りのゼラニウムを主役にした、初夏の寄せ植えにおすすめの組み合わせをご紹介します。乾燥に強く長期間咲くゼラニウムと相性の良い、初夏から秋まで長く咲き続け、日当たりと乾燥気味の環境を好むローメンテな植物たちの組み合わせで、晩秋まで楽しめる寄せ植えです。

1. たった3苗でおしゃれ!ゼラニウムが主役の長く楽しめる初夏の寄せ植え

主役のゼラニウム1/11

ゼラニウム

oxanochka2003/shutterstock.com

  • 主役:ゼラニウム
  • 脇役:ユーフォルビア ダイアモンドフロスト
  • 動き:ポーチュラカ

どの植物も日当たりがよくやや乾燥気味の環境を好みます。寄せ植えをつくったら日当たりの良い場所に置き、水のやりすぎには注意して育てましょう。

主役のゼラニウムは暑さが厳しい時期に花を休んでしまうことがありますが、ユーフォルビア ダイアモンドフロストとポーチュラカは、真夏でも咲き続ける暑さに強い花。そのため寄せ植えが寂しくなることがなく、秋にはまたゼラニウムとの共演が楽しめます。

記事の後半では「植木鉢の号数とサイズの一覧」も、わかりやすくお伝えします。

2. 3苗でセンスのいい初夏の寄せ植え!暑さと乾燥に強い植物の組み合わせ

2.1 主役:いい香りのおしゃれな花「ゼラニウム」

ゼラニウム2/11

淡いピンク、濃いピンク、赤の花を咲かせている、鉢植えのゼラニウム

Lapa Smile/shutterstock.com

鮮やかな花色とふっくらとした花姿で、鉢の中心で存在感を放つゼラニウム。ヨーロッパの窓辺を彩る定番の植物としても知られており、寄せ植えに加えるだけでパッと華やかで洗練された雰囲気を演出してくれます。

四季咲き性が強く、初夏から秋にかけて次々と花を咲かせるため、長く楽しめるのも魅力です。赤やピンク、白など多彩なカラーバリエーションから、お好みの色を選ぶ楽しさもあります。

品種によって花期が異なるため、必ずタグを確認してから購入しましょう。

※参考価格:300円~1000円前後(3号ポット苗)

2.2 脇役:かすみ草のような白い小花「ユーフォルビア ダイアモンドフロスト」

ユーフォルビア ダイアモンドフロスト3/11

白い花を咲かせている、ユーフォルビア・ダイアモンドフロスト

Jobrestful/istockphoto.com

主役のゼラニウムを引き立てつつ、寄せ植え全体に軽やかさをプラスしてくれる、ユーフォルビア ダイアモンドフロスト。かすみ草のようにふんわりと広がる白い小花が特徴で、植物同士の隙間を自然に埋めてくれます。

暑さに強く、春から晩秋まで絶え間なく咲き続ける丈夫な植物です。白いベールをまとったような姿が、涼しげな初夏の雰囲気を演出してくれます。

生育旺盛なため、ゼラニウムを覆うほど大きくなってしまったら、適宜切り戻しましょう。切り口から出る白い液でかぶれることがあるため、お手入れの際は手袋をすると安心です。

※参考価格:400円〜800円前後

2.3 動き:ぷっくりとした肉厚の葉が愛らしい「ポーチュラカ」

ポーチュラカ4/11

植木鉢から垂れ下がる枝から、ピンク、黄色、オレンジの花を咲かせている、ポーチュラカ

Menno van der Haven/shutterstock.com

プランターの縁からこぼれるように花を咲かせ、寄せ植えにおしゃれな動きを出してくれるポーチュラカ。多肉質でぷっくりとした葉を持ち、太陽の光を浴びてビタミンカラーの可愛らしい花を咲かせます。

這うように横に広がって成長するため、寄せ植えの足元を自然にカバーし、立体感を生み出してくれます。ゼラニウムとユーフォルビアの株元にそっと添えることで、生き生きとした表情豊かな一鉢に仕上がります。

葉に水分を蓄えているため、乾燥に強く丈夫な植物。日当たりが悪い場所では花があまり咲かないので、一日中よく日が当たる場所で育てましょう。

※参考価格:200円~600円前後(3号ポット苗)

3. 初心者でも3苗でセンスよく決まる、ローメンテな初夏の寄せ植え

今回は、初夏から長く楽しめる「ゼラニウム」「ユーフォルビア ダイアモンドフロスト」「ポーチュラカ」の3苗で作る寄せ植えをご紹介しました。

たくさんの種類を詰め込まなくても、それぞれの植物が持つ役割(主役・脇役・アクセント)を意識して配置するだけで、誰でも手軽にセンスの良い寄せ植えを作れます。また、性質の似た植物を組み合わせることで、その後の水やりなどの管理も簡単になりますよ。

ぜひ、お好みの色のゼラニウムを見つけて、暑さと乾燥に強くローメンテな初夏の寄せ植え作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。

4. 【ガーデニング豆知識】植木鉢の号数とサイズ一覧

さいごに、植木鉢の号数とサイズも確認しておきましょう。

植木鉢の号数とサイズ5/11

植木鉢の号数とサイズ一覧表

出所:LIMO編集部作成

植木鉢のサイズは直径3㎝刻みです。

  • 3号鉢…直径9㎝
  • 3.5号鉢…直径10.5㎝
  • 4号鉢…直径12㎝
  • 5号鉢…直径15㎝
  • 6号鉢…直径18㎝

これより大きな鉢も、鉢の号数×3が直径です。

植物に対して植木鉢のサイズが小さすぎると根が詰まり、水や肥料を吸収しづらくなってしまいます。反対に鉢サイズが大きすぎると鉢内の水が乾きにくくなり、根腐れやコバエ発生の原因に。

植え替えの際は、元の鉢サイズよりも1、2号大きいサイズの鉢に植え替えるとよいでしょう。

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