2. 40〜70歳代・二人以上世帯の貯蓄事情を年代ごとにチェック
二人以上世帯の金融資産は、単身世帯と比較してどのような特徴があるのでしょうか。
2.1 二人以上世帯・40歳代の金融資産保有額(平均・中央値)
- 平均:1486万円
- 中央値:500万円
2.2 二人以上世帯・50歳代の金融資産保有額(平均・中央値)
- 平均:1908万円
- 中央値:700万円
2.3 二人以上世帯・60歳代の金融資産保有額(平均・中央値)
- 平均:2683万円
- 中央値:1400万円
2.4 二人以上世帯・70歳代の金融資産保有額(平均・中央値)
- 平均:2416万円
- 中央値:1178万円
二人以上世帯の場合、調査対象のすべての年代で金融資産の平均額が1000万円を超えています。
中央値を見てみると、60歳代は1400万円、70歳代は1178万円でした。
60歳代と70歳代では、中央値でも1000万円を超える資産を保有している世帯が多いことがうかがえます。
3. 貯蓄3000万円以上を達成している世帯の割合は?
以前、「老後2000万円問題」という言葉が注目を集めましたが、近年の物価上昇などを背景に、3000万円以上の資産形成を目標とする人も増えているかもしれません。
それでは、実際に金融資産を3000万円以上保有している世帯は、どのくらいの割合で存在するのでしょうか。
3.1 単身世帯で金融資産3000万円以上を持つ人の割合
- 40歳代:9.9%
- 50歳代:10.4%
- 60歳代:15.6%
- 70歳代:17.5%
単身世帯では、年齢が上がるにつれて3000万円以上を保有する割合も高まる傾向にありますが、全体で見ると1割から2割程度にとどまっています。
3.2 二人以上世帯で金融資産3000万円以上を持つ人の割合
- 40歳代:13.1%
- 50歳代:18.8%
- 60歳代:27.2%
- 70歳代:25.2%
二人以上世帯に目を向けると、60歳代と70歳代では約4世帯に1世帯が3000万円以上の金融資産を保有している計算になります。
しかし、60歳代や70歳代で3000万円を超える資産を形成できるかは、現役時代の長期にわたる資産の積み重ねが大きく影響すると考えられます。
