3. 昭和59年から平成11年のモデル年金は意外な数字に
参考までに、もう少し過去に遡ってモデル年金を確認しましょう。
厚生労働省が公表する「女性のライフスタイルの変化等に対応した年金の在り方に関する検討会報告書資料編」によると、昭和59年から平成11年のモデル年金は次のように変化しています。
今から32年前である平成6年(1994年)では、月額23万983円。平成11年(1999年)には23万8125円になっています。
今年度が月額23万7279円なので、ほぼ同じ水準といえます。ただしこれはあくまで名目額の比較で、後述するように物価上昇分を加味した実質ベースでは目減りしています。
加えて、当時とは年金の設計や標準報酬月額の目安など、前提条件が異なる点にも留意が必要です
もし年金額に不安を感じる場合、どのように対策をすべきなのでしょうか。年金を増やす方法について見ていきます。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
ニ種外務員資格(証券外務員ニ種)保有。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
京都教育大学卒業。株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部において、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてパートとしてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも記事を執筆している。京都府出身、滋賀県在住。(2026年6月26日更新)