「2026 FIFAワールドカップ(以下、W杯)」の裏側で炎上が止まらないのが、全試合を配信する「DAZN」です。料金プランを巡る騒動はひと段落しましたが、次の罠として「退会」に関する特殊ルールが待ち受けています。
本記事では、W杯目当てで新規入会した契約者が注意するべき「30日前退会通知期間」の仕組みと退会手続きをするべきタイミングを解説します。
1. DAZNの炎上はなぜ起こった?
まずは、DAZNの今回の炎上の詳細をおさらいしておきましょう。
問題の発端となったのは、新規加入者を対象に実施している「DAZN Standard」の月額プランが半額以下になる「FIFAワールドカップ2026応援放題!キャンペーン」です。
地上波でのテレビ放送はあるものの、インターネットで全104試合をライブ配信するのはDAZNだけということもあり、大きな注目を集めましたが、想定していなかった不利益を被るユーザーが続出し、批判の声が高まりました。
具体的には、キャンペーン対象の「DAZN Standard」よりお得な「DAZN Soccer」という別のプランが料金表に横並びで表示され、こちらを選択するユーザーが相次いだのですが、該当プランは「年間プラン」のみという内容のものでした。
たしかによく見ると料金表の中に「年間プラン(月々払い)」という記載があるのですが、太文字の月額料金「980円」が目立つこともあり、多くのユーザーが誤認識したまま、サービスを契約。想定をはるかに上回る2万円以上の支払い義務が発生してしまいました。
当然、サポート窓口に契約解除や変更を求めるユーザーが殺到しましたが、「原則対応できない」という返答や定型文の回答しかできないAIチャットの仕様なども相まって、騒動の火に油を注ぐことになりました。

