2. 【部長は1000万超え?】中間管理職の役職別・平均年収一覧表
厚生労働省の「令和7年賃金構造基本統計調査 役職別」を基に、中間管理職の平均年収を確認していきましょう。
※本記事で用いる賃金とは、調査対象年の6月分における所定内給与額の平均を指します。これは、実際に支払われた給与から時間外手当などを除いたもので、所得税などが差し引かれる前の金額です。
2.1 役職別の平均年収目安(ボーナス込み・試算)
※賞与を年2回(計4カ月分)と仮定し、6月分の所定内給与額から試算。
- 部長職:約1017万円(平均53.1歳/月収63万5,800円)
- 課長職:約846万円(平均49.5歳/月収52万9,200円)
- 係長職:約638万円(平均45.4歳/月収39万9,200円)
- 非役職者:約504万円(平均41.8歳/月収31万500円)
実際の賞与額は企業や個人の業績によって変動しますが、日本の給与所得者全体の平均年収である478万円(令和6年分民間給与実態統計調査)と比較すると、中間管理職は高い給与水準にあります。非役職者との賃金格差は部長で約2.05倍、課長で約1.7倍です。
近年では、業務の多様化や責任の重さから管理職への登用に慎重になる声も一部で聞かれ、キャリアの選択肢が多様化している様子がうかがえます。しかし、そのぶん組織を動かすやりがいや、固定給の大幅なベースアップという明確な経済的リターンがあるのも事実です。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)/CFP®/J-FLEC認定アドバイザー
FP資格「CFP®認定者」及び「1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)」を保有。
早稲田大学卒業後、日本生命保険相互会社に入社し、生命保険・損害保険の実務および社内教育部署にて教材制作・研修企画に長年従事。独立後はファイナンシャルプランナーとして公正中立な立場から家計相談・ライフプラン設計などの相談実績を持つ。また、マネースクール講師としてNISA、iDeCoを含む資産運用、社会保障など幅広い分野で「お金の先生」として活動。特に公的年金制度の仕組み、老齢年金、障害年金、遺族年金といった厚生労働省管轄の社会保障分野に深い知見を持つ。
現在、株式会社モニクルリサーチのLIMO編集部にて、厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)といった官公庁の一次情報をもとに、信頼性の高い記事の企画・執筆・編集・監修を担当。J-FLEC(金融経済教育推進機構)認定アドバイザーとして、企業や学校への金融教育の普及にも尽力している。
大の犬好きで、現在も愛犬と暮らす。JADP認定の「動物介護士®」「動物介護ホーム施設責任者®」「ペットセラピスト®」の資格を取得。確かな金融知識を持ちながらも、生活者としてのリアルなライフスタイルやペットケアへの深い造詣を日々の活動の糧としている。
(2026年6月26日更新)