3. 【65歳未満】住民税のかからない年金収入のボーダーライン
老齢年金は原則65歳から受け取れますが、受給タイミングを早める繰上げ受給を申請すれば、最短で60歳から受け取れるようになります。65歳未満の場合の住民税が非課税になる金額を、同じく東京23区在住の人を例に見ていきましょう。
- 単身世帯:105万円
- 夫婦世帯:161万円(配偶者の収入を除く)
65歳未満の場合、公的年金等控除の最低控除額が110万円から60万円に引き下げられます。そのため、住民税が非課税になる基準も、65歳以上に比べると低くなっています。なお、公的年金等控除の年齢判定については、前年の12月31日時点での年齢をもとに行います。
次章では、給与収入がある場合の住民税が非課税になる基準を解説します。
著者
AFP/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)/元公務員/金融ライター
2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、AFP(Affiliated Financial Planner)、小学校教員免許、中学・高校(国語科)教員免許保有。北海道教育大学旭川校卒業後、地方公務員として北海道内の市役所に入庁。経済部署では中小企業向け助成金の支給や学生の就職支援を担当。税務部署では主として「固定資産税」の業務に携わったほか、「市民税」の証明書発行や「国民健康保険」等の業務にも従事した。退職後は、経験を活かしてフリーランスの金融ライターとして活動。
NISAやiDeCo、高配当株式といった投資経験も強み。自身の経験を活かしながらわかりやすい記事を執筆中。