6月も下旬に差し掛かり、夏のボーナスを機に将来の資産形成を考え始める方も多いのではないでしょうか。
老後資金準備の選択肢として、iDeCo(個人型確定拠出年金)への関心は依然として高く、多くの方が活用しています。
国民年金基金連合会が2026年6月に公表した資料によると、同年4月時点でのiDeCo加入者数は約395万2000人にのぼります。
同月の新規加入者だけでも約3万7000人となっており、着実に利用者が増えていることがわかります。
多くの方が積立を始める一方で、「実際に長期間続けると、どのくらい資産が増えるのだろうか」「本当に効果があるのか」といった疑問を持つ方も少なくないでしょう。
そこで今回は、iDeCoの運用によって2026年6月17日時点で資産残高1700万円を達成したRさん(40歳代・男性・会社員)に、iDeCoに関する気になるポイントを伺いました。
1. 【Q1】iDeCoをスタートした理由
ー iDeCoを始めたきっかけは何だったのでしょうか
以前勤めていた金融機関には企業型DC(企業型確定拠出年金)の制度がありました。
しかし、転職後の会社にはその制度がなかったため、やむを得ずiDeCoに資産を移換した形です。
そのため、現在の拠出金の累計額には、企業型DCからの移換分と、その後のiDeCoでの積立分が含まれています。
