5.1 「スイッチング」の概要

確定拠出年金の資産運用において、運用商品の売買でこれまでに積み立てた資産残高を変更すること。一方、毎月の掛金で購入する運用商品の配分比率を変更することを「配分変更」といい、スイッチングと配分変更はそれぞれ別の手続き(指図)で行う必要がある。

ー 企業年金連合会「スイッチング(預替え)」より

 

ー 現金の確保にはこだわりがあるようですね

資産に占める現金の割合を柔軟に調整できることは、個人投資家ならではの強みだと考えています。

ITバブルやリーマンショックのような歴史的な市場の暴落局面では、資産価値が半分になる可能性も否定できません。

そのため、常に市場の状況を見ながら現金比率をコントロールすることを心がけています。

そして、株価が大きく下落したタイミングで、確保しておいた現金を使って買い増しを行う戦略です。

iDeCoは非課税枠内で商品の売買(スイッチング)が自由に行えるため、相場の変動に応じて機動的な運用をすることが可能です。

6. インタビューのまとめ

今回は、iDeCoを活用して着実に資産を増やしているRさんにお話を伺いました。

「運用資産が1700万円を超えた」という実例は、これからiDeCoを始めようと考えている方や、現在積立を続けている方にとって、大きな励みになるのではないでしょうか。

ただし、今回ご紹介した運用方針は、Rさんご自身のリスク許容度や、他の保有資産との兼ね合いを熟慮した上での選択です。

どの程度のリスクを受け入れられるか、どのような資産配分が自分に合っているかは、人によって異なります。

Rさんの体験談を一つの参考として、「ご自身に合った資産形成」について、じっくりと考えるきっかけにしていただければ幸いです。

※当記事は再編集記事です。