4. まとめ:現状把握から始める老後資金対策
60歳代・70歳代の単身世帯における貯蓄額は、平均で60歳代が1364万円、70歳代が1489万円でした。
一方、より実態に近いとされる中央値は、60歳代で300万円、70歳代で500万円となっており、個人差が大きいことがわかります。
また、65歳以上の単身無職世帯の家計では、毎月約3万円の赤字が発生し、それを貯蓄で補填しているという実態があります。
2026年度には年金額が増額されましたが、物価上昇が続く中、家計の見直しは今後も重要な課題となるでしょう。
まずはご自身の年金見込額や毎月の支出、現在の貯蓄額などを正確に把握し、現状を客観的に確認することから始めてみるのがよいかもしれません。
※当記事は再編集記事です。
参考資料
- 金融経済教育推進機構(J-FLEC)「家計の金融行動に関する世論調査(2025年)〔単身世帯〕」
- 厚生労働省「令和8年度の年金額改定についてお知らせします」
- 総務省統計局「家計調査報告〔家計収支編〕2025年(令和7年)平均結果の概要」
- LIMO「【60~70歳代おひとりさまの貯蓄額】平均と中央値を見る。「ふつう」はいくら?2026年度の年金額改定・1カ月の生活費も」
安達 さやか