暦の上では夏至を過ぎ、本格的な暑さが近づく季節となりました。昨今の物価高に伴い、今後の生活設計や将来に向けた資産準備のあり方を改めて検討する方が増えています。
そうしたなかで注目を集めているのが、新NISAを活用した資産形成の手法です。
投資による運用益が非課税となる制度は長期的な資産形成に有利ですが、仕組みやメリットを正しく把握していなければ十分に活かしきれません。
また、将来築ける資産の額は毎月の積立金額や利回り、期間で大きく左右されます。
そこで本記事では、新NISAの基本構造やメリットを分かりやすく整理した上で、具体的なシミュレーションを交えて将来の資産形成のイメージを解説していきます。
※本記事で行うシミュレーションにおいて、累計の投資総額がNISAの生涯非課税保有限度額(総枠1,800万円)を超える場合、その超過分については課税対象(課税口座での運用)となりますのであらかじめご留意ください。
1. 知っておきたい!新NISAの「メリット」とは?
資産形成を後押しするための制度として2014年に導入されたNISA(ニーサ)は、2024年の抜本的な制度改正を経て「新NISA」へと生まれ変わりました。
新NISAにおける最大の魅力は、投資によって得られた運用益に対して税金がかからない点にあります。
通常の投資では利益や配当に対して約20%の税金が課されますが、NISA口座を利用すれば非課税となり、得られた利益をそのまま自身の資産とすることができます。
ただし、投資可能な金額や選べる商品には所定のルールが設けられているため、事前に制度の仕組みをしっかり理解しておくことが大切です。
