2. 平均と中央値のギャップ。約2割弱が「貯蓄ゼロ」という現実
さらに、J-FLEC(金融経済教育推進機構)の調査(2025年)をあわせて見ると、30歳代(二人以上世帯)のよりリアルな実態が浮かび上がります。
2.1 30歳代・二人以上世帯の金融資産保有額《平均と中央値》
- 平均:1096万円
- 中央値:311万円
30歳代・二人以上世帯の金融資産保有額分布
- 金融資産非保有:17.6%
- 100万円未満:12.7%
- 100~200万円未満:9.1%
- 200~300万円未満:6.0%
- 300~400万円未満:6.0%
- 400~500万円未満:4.5%
- 500~700万円未満:8.3%
- 700~1000万円未満:7.4%
- 1000~1500万円未満:9.4%
- 1500~2000万円未満:3.9%
- 2000~3000万円未満:4.6%
- 3000万円以上:7.9%
- 無回答:2.6%
同調査によると、一部の高額資産保有者の影響を受けにくい「貯蓄の中央値」は311万円にとどまり、貯蓄が全くない(金融資産非保有)世帯も17.6%存在しています。
平均(1096万円)と中央値(311万円)の大きなギャップや、約2割弱が貯蓄ゼロであるという事実から、同じ30歳代でも老後に向けた準備や資産状況にはすでに大きな差が開き始めていることがわかります。
