3. 【2026年度最新動向】年金額はどう変わる? 基礎から見直す年金の仕組み

改めて、年金制度の「2階建て構造」の仕組みと、2026年度(令和8年度)からの最新の支給額見込み額をおさらいしておきましょう。

年金制度は2階建て4/7

厚生年金と国民年金の仕組み

出所:日本年金機構「公的年金制度の種類と加入する制度」等を参考にLIMO編集部作成

  • 【1階部分】国民年金(基礎年金)
    日本に住む20歳から60歳未満のすべての人。40年間全期間納付により満額を受給できます。
  • 【2階部分】厚生年金
    会社員や公務員、要件を満たすパートなどが加入。現役時代の収入によって受給額に個人差が出ます。

公的年金の支給額は毎年度改定されます。2026年1月23日公表の目安によれば、4月分から適用される改定率は「国民年金が前年度比+1.9%」「厚生年金が同+2.0%」引き上げられます。

  • 国民年金(老齢基礎年金・満額): 月額 7万608円(1人分 ※1
  • 厚生年金(夫婦2人分のモデルケース): 月額 23万7279円※2

※1 昭和31年4月1日以前生まれの方の老齢基礎年金は月額6万9108円。
※2 平均的な収入(賞与を含む月額換算45万5000円)の男性が40年間就業した場合の夫婦2人分。

国民年金のみの場合、満額を受け取っても月額は約7万円。

最長75歳まで遅らせる「繰下げ受給」を利用して最大84%増額させても月額は13万円に届かず、「年金だけでは足りない」のが実情です。