3. 【後期高齢者の医療費】70歳以上の高額療養費制度「月の上限額はいくら?」

高額療養費制度とは、1ヵ月に医療機関や薬局の窓口で支払った金額が上限額を超えた場合に、超えた金額が還付される制度です。ただし、入院時の食費負担や差額ベッド代など対象外になる費用もあります。

上限額は年齢や所得に応じて異なり、70歳以上の方は以下のように定められています。

例えば、所得が「一般」に該当する方の1ヵ月の上限額は5万7600円で、そのうち外来の負担上限額は1万8000円です。なお、複数の医療機関で受診した場合、1ヵ所での自己負担が上限額を超えない場合、同一月のほかの医療機関等での自己負担を合計できます。

ただし、高額療養費制度ではその場で一度医療費を支払う必要があるため、一時的な支払いが負担になることがあります。

そこで、「限度額適用認定証」を準備することで、1ヵ月の支払いを最初から自己負担限度額までに抑えることが可能となります。医療機関などの窓口での支払いが高額になることが分かっている場合などに便利な方法です。

なお、マイナ保険証を利用すると、「限度額適用認定証」を準備しなくても限度額を超える支払いが免除されます。