2026年度の年金額が改定され、来週に迫った年金支給日から、新しい金額での支給が始まります。

今回の改定で年金額は4年連続の増額となりましたが、日々の物価上昇を考えると、手放しでは喜べないと感じる方も多いのではないでしょうか。

厚生労働省の統計によると、厚生年金の平均受給額は約15万円、国民年金では約5万9000円となっており、働き方によって受給額には大きな差が生まれるのが実情です。

また、70歳代の約35%が「日常生活費の確保が難しい」と感じているという調査結果もあります。

今回の改定で受給額は増えますが、本当に大切なのは「現在の生活費に見合った水準か」という点です。物価の上昇率が年金の改定率を上回れば、実質的な価値は目減りしてしまいます。

この記事では、現在のシニア世代が実際に受け取っている年金額の平均を確認しながら、公的年金制度の基本をわかりやすく整理します。

あわせて、2026年度の年金支給日やライフスタイル別の受給例、そしてインフレが進むなかで老後資産をどう守るかという視点についても解説していきます。