1. 【60歳代・70歳代以上】の平均貯蓄額と負債額を比較

総務省の同調査をもとに、リタイア期を迎える60歳代と、本格的な年金生活に入る70歳代以上とで、貯蓄額と負債額がどのように変化するのかを見てみましょう。

1.1 60歳代・70歳代の貯蓄と負債(二人以上の世帯)

60歳代・70歳代の貯蓄と負債(二人以上の世帯)2/7

総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)―2025年(令和7年)平均結果―(二人以上の世帯)」

60歳代以上の貯蓄と負債(二人以上の世帯)

  • 貯蓄現在高:2843万円
  • 負債現在高:234万円
  • 純貯蓄額(貯蓄-負債):2609万円

70歳代以上の貯蓄と負債(二人以上の世帯)

  • 貯蓄現在高:2471万円
  • 負債現在高:81万円
  • 純貯蓄額(貯蓄-負債):2390万円

60歳代から70歳代にかけて貯蓄額は約372万円減少していますが、同時に住宅ローンなどの負債も約153万円減少しており、純貯蓄額で見ると大きな減少とはいえません。

70歳代以上でも全体平均(2059万円)を大きく上回る資産を保有していることがわかります。