2026年5月19日、総務省から最新の「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2025年(令和7年)平均結果-」が公表されました。
これによると、二人以上世帯全体の平均貯蓄現在高は2059万円となっています。
「2000万円」という数字を聞いて、かつて「老後2000万円問題」が話題になったことがまだ記憶に新しい方も多いのではないでしょうか。
高齢夫婦が無職で年金生活を送る場合、年金だけでは生活費が不足し、30年間で約2000万円の資産の取り崩しが必要になるという試算は、当時の社会に大きなインパクトを与えました。
日本全体の平均貯蓄額が2000万円を超えていることがわかりましたが、では、実際にリタイア期を迎えるシニア世代(60歳代・70歳代以上)の貯蓄額はどうなっているのでしょうか。
今回は公表されたばかりの最新統計から「60歳代と70歳代以上の貯蓄額」と「年金額」を比較し、リタイア夫婦のリアルな家計収支と貯蓄の取り崩し額について考えてみます。
