公的年金は原則として2カ月ごとに支給されるため、次回の年金支給日である6月15日には4月分と5月分の年金がまとめて振り込まれます。
そのため、月額30万円の年金を受給している人であれば、1回の振込額は60万円以上になります。
では、実際に厚生年金と国民年金を合わせて月額30万円以上を受け取っている人はどのくらいいるのでしょうか。
本記事では、公的年金制度の仕組みを確認しながら、月額30万円以上の年金を受給している人の割合や平均受給額、将来の年金見込額を確認する方法について詳しく見ていきます。
1. 【公的年金制度の仕組みを整理】「国民年金」と「厚生年金」の違い
まずは、日本の公的年金制度の基本的な仕組みについて確認しておきましょう。
日本の公的年金制度は、「国民年金」と「厚生年金」の2つで構成されており、加入する制度は現役時代の働き方によって異なります。
公的年金は一般的に「2階建て」と呼ばれており、土台となる1階部分が「国民年金」、その上に上乗せされる2階部分が「厚生年金」という仕組みです。
1.1 「国民年金のみ」を受給するのはどんな人?
老後に国民年金のみを受け取る人は、現役時代に厚生年金へ加入していなかった人が中心です。
具体的には、自営業者やフリーランス、農業従事者、無職の人、第3号被保険者などが該当します。
これらの人は原則として国民年金のみへ加入し、老後には国民年金(基礎年金)を受給します。
なお、実際の受給額は保険料を納めた期間や免除制度の利用状況などによって異なります。
1.2 「厚生年金+国民年金」を受給するのはどんな人?
老後に厚生年金と国民年金の両方を受け取る人は、会社員や公務員として働き、厚生年金に加入していたケースが中心です。
厚生年金へ加入している期間は、同時に国民年金へも加入している扱いとなるため、老後には両方の年金を受給できます。
なお、年金は2ヶ月に1回の支給となっており、次回の年金振込日は「6月15日」となっています。
