4. 受給額と認知機能を見える化して老後の計画を整えよう
厚生年金受給権者の約19.0%、5人にひとりが月10万円未満という実態は、平均月額15万0289円という数字だけでは見えない格差を示しています。
65歳以上の約15%が該当するMCIも、生活への影響が小さい段階で気づければ、進行を緩やかにする打ち手が残ります。
まずは「ねんきんネット」で自分の年金見込額を確認し、家計面の不足を把握してください。50歳以上ならねんきん定期便にも見込額が記載されています。
健康面では、最寄りの地域包括支援センターでMCIや認知症のチェックを受けられます。加入期間の延長や繰下げ受給で月額を底上げしつつ、運動・食事・社会参加で認知機能の維持に取り組んでみてはいかがでしょうか。
参考資料
苛原 寛
著者
1級ファイナンシャル・プランニング技能士。慶應義塾大学商学部会計ゼミにて会計を学んだ後、東京海上日動火災保険株式会社に就職。企業が事業活動を行ううえでの自然災害や訴訟に対するリスク分析・保険提案を3年間行う。「企業が倒産しない」・「事業で安定的に利益を出す」ための適切な保険でのリスクヘッジの提案に努めた。
特に、製造業者や工事業者に対する賠償責任保険や工事保険の提案が得意。取引先企業の社長・経理・人事・プロジェクト担当者など様々な部署への営業活動を行った。上場企業の新規事業に対する保険提案が評価され、全国社員への社内プレゼンを実施した経験もある。
また、1級ファイナンシャル・プランニング技能士の資格を活かし、取引先従業員に対するNISAやふるさと納税に関するセミナーの実施経験有。現在は、SNSやWebコンテンツを通じて金融情報の発信を支援する株式会社ファイマケの代表を務める。