6. 新NISAで2000万円を準備するために必要な毎月の積立額は?

老後に必要となる資金額は、持ち家の有無、夫婦世帯か単身世帯かといった条件によって大きく異なります。

しかし、一つの目安として「老後2000万円」という金額を意識している方は少なくないようです。

そこで、50歳から65歳までの15年間で2000万円を準備する場合、毎月どの程度の積立が必要になるのかを試算してみましょう。

6.1 シミュレーション:15年間、年利3%で積み立てた場合

【新NISA】積立金額別「想定利回り3%」積立投資シミュレーション結果6/6

【新NISA】積立金額別「想定利回り3%」積立投資シミュレーション結果

出所:金融庁「つみたてシミュレーター」をもとにLIMO編集部作成

毎月の積立金額:資産評価額

  • 1万円:227万円
  • 3万円:680万9000円
  • 6万円:1361万8000円
  • 9万円:2042万8000円
  • 12万円:2723万7000円

※想定利回り:年3%

今回の試算によると、年3%で運用できた場合、毎月9万円を15年間積み立てることで、最終的な資産額は2000万円を超える計算となります。

ただし、毎月9万円という積立額は、多くの家計にとって大きな負担となり得る水準です。

また、シミュレーションはあくまで仮定であり、想定した利回り通りに運用できる保証はなく、市場の状況によっては評価額が想定を下回る可能性も十分に考えられます。

このことから、老後資金の準備においては「毎月いくら積み立てるか」という点だけでなく、「どれだけ長い運用期間を確保できるか」という点が極めて重要であることが分かります。

例えば、同じ年3%の運用でも、30歳から65歳までの35年間にわたって積立を継続する場合、2000万円を達成するために必要な毎月の積立額は、約2万7000円程度にまで抑えることが可能です。

このように、早い段階から長期間かけて積み立てることで、月々の負担を軽くしながら、無理のない範囲で資産形成を進めやすくなるのです。