梅雨入り後のこれからのシーズン、日差しの少ない「日陰・半日陰」のスペースは、いつもより暗くなりがちですよね。
今回は、1年を通して庭やベランダ、玄関先などを彩ってくれる「常緑多年草」に注目。LIMOガーデニング部員が、実際に神戸の半日陰の庭で、「植えっぱなし」で育てている常緑多年草の中から、環境に馴染んですくすく育ち「植えてよかった」と感じている植物たちをピックアップしました。
グランドカバープランツとして地面を覆い、雑草対策などの役割も担ってくれる頼もしい存在たちです。梅雨の時期も、そして1年中お庭を彩ってくれる常緑多年草6つを、実際の庭の写真とともにご紹介します。
1. 神戸の半日陰の庭に「植えてよかった」常緑多年草6つ
神戸の半日陰の庭で育てている常緑多年草5つを紹介します1/11
LIMOガーデニング部撮影/ヤブランほか
地域や気候、庭の向き、風通しなど、環境の条件は庭ごとに異なります。だからこそ、庭の環境にピタッと馴染んでくれる植物を見つけるのは、なかなか難しいですよね。しかも植えっぱなしで手間が少ない植物となるとなおさらです。
そこで今回は、LIMOガーデニング部員が実際に神戸の半日陰の庭に植えてみて「うちの庭に馴染んだ!」と実感している植物たちをピックアップして紹介します。いずれも植えっぱなしであまり手をかけていなくても、枯れずに育っているものばかりです。
半日陰・日陰の庭の区分についても紹介していますので、庭の植物選びの参考にしてくださいね。
- ヒューケラ
- ツワブキ
- レプティネラ
- ユキノシタ
- ヤブラン
- ティアレラ
※本記事の情報は執筆時点(2026年6月5日)のものです。
※開花時期や生育スピードは、お住まいの地域や育てている環境によって異なりますので、ご注意ください。
2. 梅雨の庭をパッと明るくするカラーリーフ
2.1 ヒューケラ(ツボサンゴ)
2/11
LIMOガーデニング部撮影/ヒューケラ
赤、オレンジ、パープル、ライムグリーン、黒など、葉色のバリエーションが豊富なヒューケラ(ツボサンゴ)。日陰の庭を彩る定番カラーリーフのひとつです。こんもりと葉がまとまって、花壇に立体感をプラスしてくれます。
神戸の日陰の庭で植えているのは、「ヒューケラ パリ」(ハルディン)というグリーン系のヒューケラです。最初は明るいグリーンの葉が、少しずつシルバーがかってくる変化も美しいです。
今の時期は、次々と葉が出てきて、よりこんもりと育ってきています。梅雨からの時期は「蒸れ」に注意が必要なため、様子を見ながら、株元が混み合ってきたら、風通しが良くなるよう、少し葉をすいて調整して、夏越しできればと考えています。
- 参考価格: 500円~900円前後(3号ポット苗)
3. 和洋どちらの庭にも似合う!艶やかな丸い葉が存在感抜群
3.1 ツワブキ
3/11
LIMOガーデニング部撮影/ツワブキ
ツヤツヤの丸葉が美しい「ツワブキ」。日陰〜半日陰の環境向きの常緑多年草です。よく目にする緑色のほかにも、黄色い水玉模様が入るものや、クリーム色の模様が入る「斑入り」の品種もあります。
神戸の半日陰の庭で育てているのは、シンプルな緑色のものです。環境にも馴染んで、どんどん葉が大きく育っています。ただ、大きくなりすぎて、まわりの植物がさらに日陰になってしまうこともあり、そんなときは葉を減らして調整しています。
- 参考価格: 500円〜1000円前後(4号ポット苗)
4. ミニチュアのようなシックな色の葉が可愛い。ゆっくり育つのも魅力です
4.1 レプティネラ
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LIMOガーデニング部撮影/レプティネラ
シダ植物のような細かく切れ込みの入った小さな葉が可愛い「レプティネラ」。ニュージーランド原産の植物です。
神戸の日陰の庭で育てているのは「レプティネラ プラッツブラック」という品種です。草丈は10cm以下と低めで、葉色は黒から緑までグラデーションがあります。今年の春先に庭植えしたばかりなのですが、ふんわりと葉を茂らせており、このまま馴染んでほしいと様子をみているところです。
- 参考価格: 500円前後(3号ポット苗)
5. スッと広がる葉が美しい。日陰の庭を彩る立体感!
5.1 ヤブラン(リリオペ)
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LIMOガーデニング部撮影/ヤブラン
スッと放射状に細い葉が広がる姿が美しい「ヤブラン(リリオペ)」。根元から立ち上がるように上に伸びる姿は、庭に立体感をプラスしてくれます。
環境が合えば、育てやすい強健さが魅力の常緑多年草ですが、神戸の半日陰の庭に植えていた株は、冬はややしんなりしていたので心配していました。ですが、春になると青々とした新しい葉が出てきました。
葉に白い線が入っている品種ですので、暗くなりがちな庭に明るさを添えてくれる頼もしい存在。ずっと「植えっぱなし」で育てていますが、少しずつ株も大きく育ってくれています。
- 参考価格: 300円〜800円前後(3号ポット苗)
6. 線香花火のような花と星型の葉が可憐な優等生
6.1 ティアレラ
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LIMOガーデニング部撮影/ティアレラ
切れ込みの入ったカエデのような葉が目をひく「ティアレラ」。広がりすぎず、ふんわりと葉が重なるように育っています。
春から初夏の今の時期、ふわふわとした白い小花を咲かせて、半日陰の庭を彩ってくれています。
- 参考価格: 400円〜700円前後(3号ポット苗)
7. 和洋どちらの庭にも似合う!白い花も可憐で素敵です
7.1 ユキノシタ
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LIMOガーデニング部撮影/ユキノシタ
最後に紹介するのは、くっきりとした白い葉脈模様が入った丸みを帯びたグリーンの葉が美しい「ユキノシタ」。
ランナーと呼ばれる細い茎を伸ばして増えていきますが、神戸の半日陰の庭では、ほかの植物におされているのか、本当に少しずつ数が増えている程度です。アジサイの下など、庭の中でも日の当たりにくい場所でも、小さいながら葉を茂らせています。
- 参考価格: 300~600円前後(3号ポット苗)
8. 植えっぱなし&手間の少ない常緑多年草で、梅雨の庭も美しく
今回は、神戸在住のガーデニング部員が、実際に半日陰の庭に「植えてよかった」常緑多年草6選を実際の庭の写真とともに紹介しました。
いずれの植物も、植えっぱなしであまり手間をかけることなく、個性的な葉や花で神戸の半日陰の庭を彩ってくれています。常緑多年草が雨に濡れて生き生きと輝く姿は、晴れの日が少ない梅雨の時期ならではの庭の魅力のひとつ。
自宅の庭やベランダ、玄関先など、それぞれの環境にあう植物を見つけて、ガーデニングを楽しんでくださいね。
9. 【ガーデニング豆知識】日なた、日陰、半日陰、明るい日陰とは?
日なた・日陰・半日陰・明るい日陰の違い8/11
出所:LIMO編集部作成
さいごに、日なた、日陰、半日陰、明るい日陰の違いも整理しておきましょう。
- 日なた:1日中よく日光が当たる場所。または、日陰になる時間が1日2~3時間程度。
- 半日陰:半日程度(1日3~6時間程度)日が当たる場所。または、日なたの木の下など、木漏れ日がさす場所。
- 明るい日陰:1日を通して直射日光はほとんど当たらないが、外壁や窓などの反射光で、ある程度の明るさがある場所。または、1日1~2時間程度日が当たる場所。
- 日陰:1日を通して日光がほとんど当たらない場所。
「日陰で生育する」と言われている植物の多くは「半日陰」や「明るい日陰」を好みます。完全な「日陰」で生育できる植物もありますが、花つきが悪くなる可能性が高いです。
可能であれば、少しでも明るい場所や、1日1~2時間でも日光が当たる場所を選んで植え付けると、育てやすくなりますよ。
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