老後の家計を支える柱となるのが、公的年金です。
とはいえ、厚生労働省の調査では、総所得が公的年金・恩給だけという高齢者世帯は43.4%にとどまります。
裏を返せば、半数以上の世帯は年金以外の収入もあわせて暮らしているということです。
そうしたなかで、一定の所得以下の年金受給者を支えるのが年金生活者支援給付金です。
2026年度は前年度より3.2%増額され、老齢の場合は月額5620円が基準額となりました。
本記事では、この給付金の対象者や支給要件、給付額、そして請求手続きまでを、データもふまえて整理していきます。
1. 「年金生活者支援給付金」とは?
「年金生活者支援給付金」は、年金受給者の生活を支えることを目的に、2019年に創設された制度です。
受給要件を満たした対象者には、2カ月に1回、公的年金の支給日にあわせて給付金が振り込まれます。
この給付金には3種類があり、受給している基礎年金の種類に応じて「老齢」「障害」「遺族」の年金生活者支援給付金にわかれます。
つまり、それぞれの所得要件を満たす基礎年金受給者が、この給付金の対象となります。
