3.2 資産運用をスタートしたきっかけと目的の内訳
資産運用を始めるきっかけとしては、次のような理由が上位にランクインしています。
- 1位「家族や友人からの勧め」26%
- 2位「YouTubeなどの動画コンテンツ」25%
- 3位「制度改正(NISA、iDeCoの拡充など)」24%
女性は「家族や友人からの勧め」といった周囲の影響で始めるケースが多い一方、男性は「動画コンテンツ」など自発的に情報を得て始める傾向があるようです。
また、男女ともに30歳代では「制度改正」が投資を始める大きな動機となっています。
資産運用の目的としては、「老後資金の準備」や「万一の備え(予備資金)」が上位を占めています。
特に30歳代の女性は「老後資金の準備」が45%、「万一の備え」が36%と非常に高く、若いうちから将来設計を真剣に考えている人が多いことがわかります。
4. まとめ:自分に合った資産形成を始めるために
物価の上昇や少子高齢化の進行を考えると、老後に向けてある程度の資産を準備しておくことが望ましいです。
しかし、貯蓄額の中央値が示すように、十分な資産を築くことは容易ではありません。
退職金だけをあてにするのではなく、若いうちから負担にならない金額で、毎月コツコツと積み立てていくことが現実的な第一歩といえるでしょう。
資産運用にはリスクが伴い、どれだけのリスクを受け入れられるかは人によって異なります。
しかし、「自分が働くだけでなく、お金にも働いてもらう」という視点を持つことで、より効率的に資産を増やせる可能性があります。
一般的に、年齢を重ねるほど大きなリスクは取りにくくなる傾向があります。
そのため、現役世代のうちに少額からでも運用を始め、知識と経験を養っておくことが、将来の安心につながるかもしれません。
いずれにせよ、事前に情報を集め、シミュレーションを行うことは不可欠です。
この機会に、ご自身の将来のお金について、じっくりと考えてみてはいかがでしょうか。
※当記事は再編集記事です。
参考資料
- J-FLEC(金融経済教育推進機構)「家計の金融行動に関する世論調査 2025年」
- 株式会社クロス・マーケティング「金融に関する調査(2026年)」2026年5月26日
- LIMO「あなたの貯蓄は平均以上?20歳代~60歳代「おひとりさまのリアルな貯蓄額」平均・中央値とは《年代別円グラフつき》」
マネー編集部貯蓄班
