3. いよいよ支給時期!「夏のボーナス」が将来の格差を分ける?

40歳代・50歳代は収入のピークを迎える人も多い一方で、住宅ローンや教育費など大きな支出が重なる時期でもあります。

そのため、この世代にとってボーナスは単なる臨時収入ではなく、家計を支える重要な役割を担っています。

3.1 ボーナスは生活設計の一部になっている

帝国データバンクの調査によると、2025年の夏季賞与の平均支給額は正社員1人あたり45.7万円でした。

支給額は30万~50万円未満が最も多く、50万~75万円未満も約4分の1を占めています。

まとまった金額を受け取れることから、ボーナスは住宅ローンの返済や子どもの教育費、家電の買い替えなど、毎月の給与だけでは対応しにくい支出に充てられるケースが少なくありません。

一方で、ボーナスは資産形成を進める貴重な機会でもあります。 新NISAへの投資や預貯金の積み増しなどに活用できれば、老後資金の準備を一気に進めやすくなります。

しかし、日々の生活費の補填などで使い切ってしまう世帯も多く、先ほど見たような「同じ年代でも資産額に大きな差(格差)が生まれる要因」の一つになっています。

働き盛り世代だからこそ、ボーナスは消費や支払いに充てるだけでなく、将来への備えとのバランスを考えながら活用することが大切です。