6. まとめにかえて:長期・積立・分散。長期投資を成功させるために意識したいポイント

ここまで、新NISAを活用した積立投資について、具体的なシミュレーションを交えながら見てきました。

50歳から老後資金2000万円の形成を目指す場合、必要となる積立額は決して小さくありません。一方で、若いうちから積立をスタートできれば、運用期間を長く確保できるため、毎月の負担を抑えながら目標に近づきやすくなります。

また、物価上昇が続く環境では、預貯金だけで資産を保有していると、金額は変わらなくても実質的な価値が少しずつ低下していく可能性があります。そのため、「少額でも始める」「できるだけ早く始める」「長く続ける」という考え方が、これまで以上に重要になっています。

新NISAは、少額から利用できる非課税制度であり、長期の積立投資との相性にも優れています。最初から大きな金額を用意する必要はなく、自分の家計に無理のない範囲で継続することが将来の資産形成につながります。

将来のお金に対する不安を軽減するためにも、まずは現在の家計状況や老後の目標額を整理し、自分に合った積立計画を考えてみてはいかがでしょうか。

参考資料

マネー編集部NISA班