3. 金額は増えているのに「生活が苦しい」と感じる理由とは

年金が2%増えていても、食費・光熱費・医療費が3%ずつ上昇していれば、実質的な購買力は下がっています。「年金が増えた=安心」と捉えるのは早計で、物価との差を意識した家計管理が必要です。

2022年以降、日本では物価の上昇が続いています。食品については原材料費・輸送コスト・円安の影響を受けて年率2〜4%程度の値上がりが継続しており、調味料・冷凍食品・菓子類など身近な品目を中心に値上げの波が広がりました。光熱費も電気・ガス代の補助金縮小の影響を受け、家計への負担が増しています。

こうした状況下では、年金の名目上の増額がそのまま生活水準の向上につながらないことを、数字として理解しておくことが重要です。