2. 「月給30万円」なら毎月いくら変わる?
一般の事業で、月給30万円の場合を例に計算してみます。
・2025年度の雇用保険料
30万円 × 0.55% = 1650円
・2026年度の雇用保険料
30万円 × 0.50% = 1500円
差額は「月150円」で、年間では「1800円(150円 × 12か月)」の負担減です。
雇用保険料は基本給だけではなく、各種手当などを含む「総支給額」をもとに計算され、残業代や通勤手当などによって実際の金額は変動します。
なお、雇用保険料率は業種によって異なる場合があります。
本記事では「一般の事業」の料率をもとに紹介しているため、詳しく知りたい場合は厚生労働省の公表資料をご確認ください。
3. 「支払日」ではなく「締切日」に反映
雇用保険料率の切り替えは、「支払日」ではなく、「賃金の締切日」を基準に行われます。
4月に支給される給与でも、「3月末締め・4月25日払い」の給与額面に対しては、まだ旧料率(0.55%)が適用されるので注意しましょう。
- 3月末締め・4月25日払い → 旧料率(0.55%)
- 4月末締め・5月25日払い → 新料率(0.50%)
締切日が2026年4月1日(4月1日を含む)以降の給与から、新しい保険料率(0.50%)が適用されます。
また、勤務先によって給与締日や計算方法が異なります。
4. 給与明細ではどこを確認する?
2026年春以降の給与明細で、雇用保険料が前月より少し下がっていれば、新しい保険料率へ切り替わっている可能性があります。
確認する際は、給与明細の総支給額や、控除欄に記載されている雇用保険料を見比べると、変化がわかりやすいでしょう。
雇用保険料は総支給額をもとに計算されるため、残業代や各種手当の増減によって金額が変動する場合があります。
また、単純比較が難しい場合は、勤務先へ確認する方法もあります。