海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿が注目を集めています。
今回、LIMO編集部がピックアップするのは、TikTokアカウント「@rescue_tail」さんの投稿。
重度の脳損傷を負った子犬が、懸命なリハビリによって少しずつ歩けるようになり、新しい家族と幸せな日々を送るまでの様子を動画で紹介してくださっています。
執筆時点で1100回再生、約60件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンをまとめてご紹介します。
また記事中では、犬猫の入手経路や経費の現状についても解説していきます。
※投稿の画像は【写真】をご参照ください。
1. この記事の3つのポイント
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「安楽死しかない」と告げられた子犬。自分の足で歩けるようになるまでのリハビリの記録 -
何度転んでも立ち上がり続けた子犬が教えてくれた、希望を信じることの大切さ -
「命を救う現場」を支える専門職の経済的リアル。獣医師・動物看護の年収はいくら?
2. 【重度の脳損傷】安楽死を勧められた子犬
海外のSNSで話題になっているのは、安楽死を勧められた子犬が奇跡の回復を遂げるまでの軌跡です。保護された子犬の名前は「Stormzy(ストームジー)」。
ストームジーは脳に深刻な損傷を負っており、飼い主は医師から安楽死を勧められるほど、厳しい状態だったといいます。
保護当初は、自分の意思で体を動かすこともままならず、思うように立ち上がることさえできませんでした。
3. 【諦めずに挑み続けて】少しずつ歩けるようになったストームジー
スタッフたちは「時間をかければ、この子にも希望はある」と信じ、根気強く向き合い続けたそうです。
リハビリは決して順調ではありませんでした。何週間にもわたり、ゆっくりと体を動かす練習を繰り返したといいます。
何度も転んでは立ち上がることを繰り返し、それでも諦めることなく前を向き続けたストームジー。そのひたむきな姿を、スタッフたちは温かく見守り続けました。
やがて転ぶ回数が減っていき、ついには自分の力で少しずつ歩けるまでに回復しました。
その姿を見たスタッフは、「この子にはきっと明るい未来がある」と感じるようになったといいます。
ストームジー自身の頑張りと、根気強く寄り添い続けたスタッフたちの支えによって、少しずつ未来への道が開かれていったのでした。
4. 【もう一度立ち上がって】幸せをつかんだストームジー
保護から約3カ月後、ストームジーは新たな家族に迎えられました。動画には、元気いっぱいに走り回ったり、犬の仲間たちと遊んだり、家族の愛情をたっぷり受けながら過ごす現在の様子が映し出されています。
重い脳損傷で体を思うように動かせなかった頃からは想像できないほど、生き生きとした姿を見せていました。
投稿者は動画の最後で、「人生でどんなにつらい状況にいても、ストームジーのことを思い出してください。
きっと、もう一度立ち上がる道はあります」とメッセージを送っています。
何度転んでも諦めずに前へ進み続けた姿は、希望を失わずに歩み続けることの大切さを教えてくれているようです。
――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。
5. 著者からの一言コメント
6. 「命を救う現場」を支える専門職の経済的リアル。獣医師・動物看護の年収はいくら?
獣医師の平均年収は680万5000円5/5
Lee Charlie/shutterstock.com
レスキューされた動物の病気やけがを治療したり、避妊・去勢手術といった医療措置をおこなうのが獣医師や動物看護といった動物医療専門職です。
ここでは、動物たちの命を救い、守るために大切な役割を担う彼らのお金事情について紹介します。
厚生労働省が、「令和7年 賃金構造基本統計調査」を元に公表している就業者統計データによると、全国の獣医師の平均年収は680万5000円。平均年齢は38.7歳。
また、動物看護の仕事に従事している人の平均年収は351万9000円、平均年齢は38歳という結果になっています。
命を預かるハードな業務内容に対し、給与や労務環境の整備が課題となる側面もあるのが実情です。
日本動物看護職協会が2020年7月1日に公表した「動物看護師の勤務実態に関するアンケート調査」によると「現在の給料に満足していますか?」という質問に対して、「満足」と答えた人の割合が7.8%なのに対し、「不満」が35.1%、「非常に不満」が19.4%と過半数の人が現状に満足していないと回答しました。
一方で、2022年には「愛玩動物看護師」が国家資格化され、現場での役割はさらに重要性を増しています。
社会的ニーズが高まる中、動物医療を支える専門職の待遇や年収が今後どう推移していくか注目されます。
〈〈「猫がいるくらしとお金」についてもっと知りたい方はこちら〉〉
参考資料
- 厚生労働省「職業情報提供サイト job tag」「獣医師」
- 厚生労働省「職業情報提供サイト job tag」「動物看護」
- 一般社団法人 日本動物看護職協会「動物看護師の勤務実態に関するアンケート調査」
- @rescue_tail
ひぐち えみ

