2.2 《単身世帯》年収1200万円以上「貯蓄6000万円超」7割以上を投資へ
単身世帯の平均値は919万円ですが、一部の高額資産保有層が平均を引き上げており、実態に近い「中央値」や「貯蓄ゼロ」層の存在を考慮すると、資産格差の二極化が鮮明です。
- 高年収層の圧倒的な資産額:年収1200万円を超える層の平均は6122万円と、二人以上世帯の同所得層を上回る結果です。
- 攻めの投資配分:高所得な単身者は資産の72.9%を有価証券に投入しており、なかでも株式への配分(平均2521万円)が際立っています。
- 年収300万円未満の世帯:金融資産の保有額は1000万円を下回る割合が比較的多く、物価高の影響を特に強く受けやすい環境にあります。
教育費などの家族負担が少ない分、一定以上の収入がある単身者は、余剰資金を積極的に運用へ回しやすい環境にあると言えそうです。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)/CFP®/J-FLEC認定アドバイザー
FP資格「CFP®認定者」及び「1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)」を保有。
早稲田大学卒業後、日本生命保険相互会社に入社し、生命保険・損害保険の実務および社内教育部署にて教材制作・研修企画に長年従事。独立後はファイナンシャルプランナーとして公正中立な立場から家計相談・ライフプラン設計などの相談実績を持つ。また、マネースクール講師としてNISA、iDeCoを含む資産運用、社会保障など幅広い分野で「お金の先生」として活動。特に公的年金制度の仕組み、老齢年金、障害年金、遺族年金といった厚生労働省管轄の社会保障分野に深い知見を持つ。
現在、株式会社モニクルリサーチのLIMO編集部にて、厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)といった官公庁の一次情報をもとに、信頼性の高い記事の企画・執筆・編集・監修を担当。J-FLEC(金融経済教育推進機構)認定アドバイザーとして、企業や学校への金融教育の普及にも尽力している。
大の犬好きで、現在も愛犬と暮らす。JADP認定の「動物介護士®」「動物介護ホーム施設責任者®」「ペットセラピスト®」の資格を取得。確かな金融知識を持ちながらも、生活者としてのリアルなライフスタイルやペットケアへの深い造詣を日々の活動の糧としている。
(2026年6月26日更新)