日本の半導体関連銘柄の代表格であり、日経平均株価への影響も大きい東京エレクトロンは、半導体製造に欠かせない「塗布・現像装置(コーターデベロッパー)」という特定の分野で、世界シェアの約9割を独占する圧倒的な強さを持っています。
一体なぜ、変化の激しいテクノロジー業界において、これほどまでに高いシェアを長期間維持し、安定して稼ぎ続けることができるのでしょうか。
この秘密について、元機関投資家の泉田良輔氏が東京エレクトロンの事業構造と競争環境を分析し、業績好調の本当の理由を解説します。
この記事のポイント
- 東京エレクトロンの強みは、半導体製造の前工程に欠かせない「塗布・現像装置」の高い世界シェアにある
- 既存顧客との強固な関係性が、最先端技術の開発において圧倒的な「先行者優位」を生み出している
- 独占禁止法の制約で買収による拡大が難しい中、AI投資など市場全体の拡大が同社の成長を牽引する