1. AI・データセンター期待で駆け上がったフジクラの現在地
株式市場において、特定のテーマに乗った企業の株価が驚異的な上昇を見せることがあります。フジクラもまさにその一社でした。
同社の株価は2021年以降、TOPIX(東証株価指数)の動きを大きく引き離して急騰していました。
この株価上昇の背景にある事業構造について、泉田氏は次のように指摘します。フジクラは現在、AI(人工知能)やデータセンター向けのビジネスが急速に拡大しています。
世界中でAIの開発競争が激化し、それを支えるための巨大なデータセンターの建設が相次ぐ中、同社の製品や技術に対する需要が爆発的に伸びるだろうというストーリーが、市場の期待を強く牽引していたのです。
しかし、期待が膨らみきったところで発表された決算を機に、株価は高値から約半分にまで急落してしまいます。投資家はどのように状況を整理すべきなのでしょうか。
