4. 【新NISA】向いている人・慎重に考えたい人の違いとは
新NISAは使いやすくなった制度ですが、すべての人に同じように向いているわけではありません。大切なのは、「できるかどうか」よりも、今の生活状況に合っているかという視点です。
4.1 比較的、取り入れやすい人の特徴
次のような条件に当てはまる場合、新NISAは比較的活用しやすい制度といえます。
- 毎月の生活費とは別に余裕資金がある
- 急な出費に備える預貯金を確保できている
- 10年以上の長期視点で考えられる
- 短期的な値動きに過度に動揺しにくい
新NISAは、「今すぐ使う予定のないお金」を時間をかけて育てる使い方と相性が良い制度です。
4.2 慎重に考えたいケース
一方で、次のような状況では、無理に始める必要はありません。
- 毎月の家計に余裕が少ない
- 数年以内に大きな支出予定がある
- 元本割れへの不安が強い
- 生活防衛資金が十分ではない
まずは日々の生活基盤を安定させることが優先になります。
4.3 「今は使わない」も立派な判断
新NISAは、「利用しないと損をする制度」というわけではありません。
制度を理解したうえで、少額から始める、時期を見送る、様子を見るといった判断も、立派なリスク管理のひとつです。
著者
マネー編集部NISA班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、大手証券会社やメガバンク等の金融機関にて勤務経験がある編集者が中心となり、金融庁や一般社団法人投資信託協会など官公庁等の公開情報等をもとにわかりやすい記事の情報発信を行っています。
マネー編集部NISA班貯蓄班に所属する編集者は野村證券株式会社出身の宮野茉莉子、SMBC日興証券株式会社出身の安達さやか、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子、株式会社三菱UFJ銀行出身の中本智恵などの資産運用アドバイザー経験者等で構成されており、トップセールスで多数の表彰歴を持つ編集者など、表彰歴多数の編集者も複数在籍。株式や投資信託などを用いた豊富な資産運用、資産形成、老後資金のアドバイスなどの経験と知識を保有し、読者に正確な記事を届けています。
一種外務員資格(証券外務員一種)、CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)などの資格保有者も多数在籍。(最新更新日:2025年6月9日)
監修者
二種外務員資格(証券外務員二種)記者/編集者/校閲者/
【保有資格】
ニ種外務員資格(証券外務員二種)・相続診断士・認知症介助士・終活ガイド資格1級保有。
【経歴】
二種外務員資格や相続診断士などの資格を保有し、「お金とくらし」にまつわる情報を専門的かつ丁寧に発信する金融メディア編集者・ライター。
早稲田大学第一文学部史学科卒。人文・社会系一般書籍、中学・高校社会科教材、就職試験問題の制作関連業務で15年以上の経験を持つ。また、大手人材派遣会社における採用管理業務などの実務経験もある。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』において、金融系メディアの編集者兼執筆者として、コンテンツ制作や編集を担当。
総務省「家計調査」・厚生労働省「厚生年金保険・国民年金事業の概況」・J-FLEC(金融経済教育推進機構)「家計の金融行動に関する世論調査」などの一次資料に基づくデータ記事の執筆に強み。
専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも記事執筆をおこなう。紙媒体での経験に加え、家族の介護を通じて得た知見を生かしながら、「お金とくらし」にまつわる情報を丁寧に発信している。(2026年7月9日更新)