3. 住民税非課税世帯になる具体的な条件とは?

次に、住民税が非課税となる主な条件を見ていきます。

以下のいずれかに当てはまる場合、住民税は非課税となります。

  1. 生活保護法による生活扶助を受けている
  2. 障害者、未成年者、寡婦またはひとり親で、前年の合計所得金額が135万円以下
  3. 前年の合計所得金額が、各市区町村が定める基準額を下回っている

なお、1と2については全国共通の基準ですが、3の所得条件は自治体によって異なるため注意が必要です。

4. 「住民税が非課税」でも支援対象外となる場合がある?

自分が住民税非課税に該当していると思っていても、制度によっては支援対象外となるケースがあるため注意が必要です。

まず確認したいのが、「世帯全員が住民税非課税となっているか」という点です。

住民税非課税世帯は、世帯員全員が住民税を課されていない状態を指すため、自身は非課税であっても、同居する配偶者や家族の一部に住民税が課税されている場合、住民税非課税世帯には該当しないことがあります。

支援制度を確認する際は、本人だけではなく、世帯全体の課税状況を把握しておきましょう。

また、住民税非課税世帯に関する所得基準や対象条件は、全国一律ではありません。

住民税の課税基準そのものは自治体によって異なる場合があり、同程度の収入であっても、居住地域によって対象となるかどうかが変わる可能性があります。

そのため、「知人が対象だったから自分も対象」と考えるのではなく、居住している自治体のホームページや窓口で最新の条件を確認することが重要です。

では、実際に住民税非課税世帯となる所得水準は、どの程度が目安となるのでしょうか。

次章では、具体的な所得基準について確認していきます。

5. 住民税非課税となる所得基準は?(神戸市の例)

住民税非課税世帯に該当する所得水準は、どの程度なのでしょうか。

ここでは、兵庫県神戸市を例に基準を確認していきます。

均等割も所得割もかからない人(非課税者)3/5

均等割も所得割もかからない人(非課税者)

出所:神戸市「住民税(市県民税)とは」

35万円 × (本人 + 同一生計配偶者※ + 扶養親族の人数) + 31万円

ただし、同一生計配偶者または扶養親族がいない場合は、合計所得金額45万円以下が基準となります。

※同一生計配偶者:納税者と生計を共にする配偶者で、前年の合計所得金額が58万円以下の人