4. まとめにかえて
GPIFの基本ポートフォリオは、国内債券・外国債券・国内株式・外国株式にそれぞれ25%ずつ投資する資産配分です。
株式だけに偏らず、債券も組み入れることで、長期的に安定した運用を目指しています。
今回のシミュレーションでは、GPIFの2001年度以降の年率収益率4.71%をもとに試算しました。毎月3万円を30年間積み立てた場合、積立元本1080万円に対して運用資産額は約2325万円となり、運用益は約1245万円となる結果です。
ただし、GPIFの実績は過去の結果であり、将来の運用成果を保証するものではありません。また、個人がNISAで完全に同じ運用を再現できるわけでもないため、あくまでも参考として捉える必要があります。
NISAで資産形成を続けるうえでは、期待リターンだけでなく、値下がりしたときに続けられる配分かどうかも重要です。
GPIF風ポートフォリオは、株式と債券を組み合わせながら、長期で無理なく運用するためのヒントになるでしょう。
参考資料
- 年金積立金管理運用独立行政法人「GPIFのご紹介」
- 年金積立金管理運用独立行政法人「2025年度の運用状況」
- 厚生労働省「教えて!公的年金制度 公的年金制度はどのような仕組みなの?」
- 年金積立金管理運用独立行政法人「基本ポートフォリオの考え方」
- 金融庁「NISAを知る」
- 金融庁「つみたてシミュレーター」
加藤 聖人