3. 【新NISAで運用】GPIF風ポートフォリオで運用益シミュレーション!結果はどうなる?
ここからは、GPIF風のポートフォリオをNISAで再現し、毎月積み立てた場合にどのくらいの運用成果が期待できるのかを見ていきましょう。
今回のシミュレーションでは、GPIFの2001年度以降の年率収益率である4.71%を想定利回りとして使用し、以下の条件で試算します。
- 想定利回り:年率4.71%
- 積立方法:毎月一定額を積み立て
- 毎月の積立額:1万円・3万円・5万円
- 積立期間:10年・20年・30年
※あくまでもGPIFの過去実績であり、個人が同じ運用成果を得られるわけではありません。また、実際の運用では価格変動があり、毎年安定して4.71%ずつ増えるものでもない点には注意が必要です。
3.1 毎月1万円を積み立てた場合
まずは、毎月1万円を積み立てるケースです。毎月1万円であれば、家計への負担を抑えながら長期投資を始めやすい金額といえるでしょう。
毎月1万円でも、30年間続けると積立元本は360万円になります。年率4.71%で運用できた場合、運用資産額は約775万円となり、運用益は約415万円です。
毎月の積立額は小さくても、長く続けることで運用益の割合が大きくなっていくことがわかります。
3.2 毎月3万円を積み立てた場合
次に、毎月3万円を積み立てるケースです。NISAを使った資産形成では、毎月3万円前後を目安にする人も多いでしょう。
毎月3万円を30年間積み立てた場合、積立元本は1080万円です。年率4.71%で運用できた場合、運用資産額は約2325万円となり、運用益は約1245万円となります。
20年時点では運用益が約459万円ですが、30年では約1245万円まで増えます。積立期間が長くなるほど、元本だけでなく、運用益がさらに運用益を生む効果が大きくなります。
3.3 毎月5万円を積み立てた場合
最後に、毎月5万円を積み立てるケースです。家計に余裕がある世帯や、老後資金づくりを本格的に進めたい人にとっては、現実的な目標額のひとつになるでしょう。
毎月5万円を30年間積み立てた場合、積立元本は1800万円です。年率4.71%で運用できた場合、運用資産額は約3875万円となり、運用益は約2075万円に達します。
通常の課税口座で投資信託などを運用すると、分配金や売却益に20.315%の税金がかかりますが、NISA口座であれば非課税となります。
仮に2000万円を超える運用益が出た場合、課税口座とNISA口座では、最終的に手元に残る金額に大きな差が出ます。長期で積み立てるほど、NISAの非課税メリットを実感しやすくなるでしょう。


