風が心地よい5月中旬、日中は汗ばむ日も増えてきました。

次の公的年金の支給日は6月ですが、2026年度から年金額が改定されたことで、ご自身の暮らしにどのような変化があるのか、気になっている方も多いのではないでしょうか。

特に、年金収入を主な支えとして生活している方にとっては、少しでも多く受け取れる制度があれば知っておきたいものです。

この記事では、公的年金に加えて支給される「年金生活者支援給付金」という制度に注目します。

どのような方が対象で、いくら受け取れるのか、そしてどんな手続きが必要になるのか、制度の基本をわかりやすく解説します。

ご自身がこの給付金の対象になるかを確認し、今後の生活設計を考える一助としてお役立てください。

1. 「年金生活者支援給付金」の基本的な仕組み

年金を受給している方々の生活を後押しするため、2019年に「年金生活者支援給付金制度」が開始されました。

この制度は、受給条件を満たす方に対し、2カ月に一度、公的年金の支給日にあわせて給付金を口座に支給するものです。

年金生活者支援給付金は3種類あり、受給中の基礎年金に応じて「老齢年金生活者支援給付金」「障害年金生活者支援給付金」「遺族年金生活者支援給付金」が設けられています。

それぞれの種類で定められた所得要件などを満たす基礎年金の受給者が、この給付金の対象となります。