1. 「知らなかった」で損も?60歳以上が確認したい申請型の公的支援制度
まずは、特にシニアが知っておくべき代表的な公的給付を見ていきましょう。
1.1 ① 年金生活者支援給付金
年金生活者支援給付金は、老齢・障害・遺族基礎年金を受給していて、一定所得以下の方に支給される上乗せ給付です。
年金とは別途申請が必要で、対象者には日本年金機構からハガキが届く仕組みになっています。
2026年度の老齢年金生活者支援給付金の基準額は月額5620円(保険料納付済期間ベース)です。対象となる場合でも、請求書の提出が必要なため、案内が届いたら忘れずに手続きしましょう。
1.2 ② 高額療養費制度
高額療養費制度は、1カ月の医療費の自己負担が所得に応じた上限額を超えた場合に、超過分を払い戻す制度です。
上限額を超えて支払った医療費は、申請しなければ払い戻しはされません。
ただし、事前に「限度額適用認定証」を取得しておくか「マイナ保険証」を利用すれば、窓口での支払い自体を抑えることができます。

