5.3 80歳代(80~89歳)の国民年金平均月額
- 80歳:5万8623円
- 81歳:5万8269円
- 82歳:5万8003円
- 83歳:5万7857円
- 84歳:5万9675円
- 85歳:5万9425円
- 86歳:5万9228円
- 87歳:5万9204円
- 88歳:5万8756円
- 89歳:5万8572円
80歳代になると、平均額は5万円台後半で安定しています。
この世代は長期間にわたって年金を受給しており、中には加入期間が短い方や満額に達していない方も含まれるため、全体としてやや低めの水準となっています。
5.4 90歳以上の国民年金平均月額
- 90歳以上:5万5633円
90歳以上の方々の平均月額は5万5000円台です。
この数字には、戦前・戦後の制度移行期を生きた世代特有の加入条件が反映されていると考えられます。
5.5 65歳以降の国民年金受給額の全体像
65歳以降に受給されている国民年金(老齢基礎年金)の平均月額は、概ね5万円台後半から6万円台が中心となっています。
しかし、この金額が「生活費として足りるかどうか」を判断する基準ではありません。
これはあくまで、国民年金単体での受給水準を把握するための目安として捉えることが重要です。
6. まとめ
この記事では、公的年金に関して、年齢別の平均受給額や受給者分布の考え方について解説しました。
公的年金の受給額は、現役時代の働き方や加入していた期間によって大きく変動します。
したがって、実際に受け取れる金額については、「ねんきん定期便」などを利用して、ご自身の状況を個別に確認することが不可欠です。
また、老後を迎えてから「想定していたよりも年金額が少なかった」という事態を避けるためにも、ご自身の年金額を基点として、生活費や資産の活用方法を含めた具体的な老後設計を立てておくことが大切になります。
資産形成には多様な方法がありますが、元本が保証されていない金融商品も多く、価格変動のリスクが伴うことを理解しなければなりません。
ご自身がどの程度のリスクを受け入れられるのかを慎重に見極め、適切な手段を選択していくことが求められます。
※当記事は再編集記事です。
参考資料
- 厚生労働省「2024(令和6)年 国民生活基礎調査の概況」II 各種世帯の所得等の状況
- 日本年金機構「公的年金制度の種類と加入する制度」
- 日本年金機構「厚生年金保険の保険料」
- 厚生労働省「令和8年度の年金額改定についてお知らせします」
- 厚生労働省年金局「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 政府広報オンライン「年金の手続。国民年金の第3号被保険者のかたへ。」
- 日本年金機構「国民年金の第3号被保険者制度のご説明」
- 厚生労働省「年金制度改正法が成立しました」
- 厚生労働省「令和6年簡易生命表の概況」1 主な年齢の平均余命
- LIMO「【6月支給分から年金が増えます】厚生年金メイン「平均年収610万円」で「約40年間」働いた男性→65歳以降の年金目安はいくら?」
マネー編集部年金班