2. シニア世帯の家計収支と老後生活の実態

総務省「家計調査」2025年平均によると、65歳以上の夫婦のみの無職世帯では、消費支出の平均が月額26万3979円、可処分所得が22万1544円でした。単純に差し引くと、毎月約4.2万円の不足が生じている計算です。

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65歳以上・夫婦のみ無職世帯の家計収支

出所:総務省統計局「家計調査報告 家計収支編 2025年(令和7年)平均結果の概要」

毎月の不足分を補うには、就労収入の確保、支出の見直し、資産の取り崩し方の工夫などを組み合わせる必要があります。心身の状況に応じて無理なく働くことや、余裕資金を慎重に運用することも、資産寿命を延ばす選択肢になります。

なお、年金収入や生活費は世帯によって異なります。自分の見込み額と支出を照らし合わせたうえで、「自分にとってどのような対策がベストか」を考えてみてください。