1. 一般には知られざる「ものづくり」の巨人・安川電機
安川電機という社名を聞いて、具体的にどのような製品を作っている会社なのか、すぐにイメージできる人は少ないかもしれません。
泉田氏は同社の立ち位置を次のように説明します。
「個人向けには確かにあんまり知名度ないかもしれないけれども、ものづくりしてる人からしたらご存知の銘柄」
泉田氏の言葉通り、安川電機は一般消費者向けの製品(BtoC)ではなく、企業向けの産業用機器(BtoB)を主力とする企業です。
2026年2月期の実績を見ると、売上収益は5,421億円、本業の儲けを示す営業利益は473億円に上り、日本を代表するグローバル企業の一つとして確固たる地位を築いています。
同社の事業を理解する上で欠かせないのが、大きく分けて2つの柱が存在するという点です。
一つ目は、モーターやインバーターといった部品を提供する「モーションコントロール事業」。そして二つ目が、それらの部品を組み合わせて完成品として提供する「ロボット事業」です。
一見すると地味に思えるこれらの事業が、実は現在の最先端テクノロジーを支える重要な役割を担っています。
