2026年に入り、個人向け国債の金利上昇が注目を集めています。

その背景には、日銀の金融政策の修正や市場金利の上昇があり、「預金だけでよいのか」「今は国債を検討するタイミングなのか」と考え始めている方も多いのではないでしょうか。

とくに変動10年は、半年ごとに適用利率が見直される仕組みであるため、金利上昇局面では利回り改善が期待できる商品として関心を集めています。

一方で、定期預金との違いや、中途換金時の注意点、インフレへの対応など、事前に理解しておきたいポイントもあります。

本記事では、個人向け国債の最新金利や特徴、定期預金との違いを整理しながら、どのような人に向いているのかを分かりやすく解説していきます。

1. 日本政府が発行する「個人向け国債」とは?

個人向け国債は、日本政府が発行している個人投資家向けの債券です。

国が元本と利子の支払いを行うため、国内で取り扱われている金融商品の中でも、安全性が高い資産のひとつとされています。

個人向け国債には、「変動金利型」と「固定金利型」があり、満期までの期間も異なります。

1.1 変動金利タイプ(10年満期)

  • 半年ごとに適用金利が見直される
  • 最低金利は0.05%に設定されている
  • 市場金利が上昇すると、受け取る利息も増える仕組み

1.2 固定金利タイプ(5年満期)

  • 発行時に決まった金利が、満期まで継続して適用される

1.3 固定金利タイプ(3年満期)

  • 発行時の金利が満期まで変わらない

では、最新となる5月募集分の個人向け国債の金利はどれくらいなのでしょうか。